格安ホームページ制作で失敗しないために|安さの理由と向き不向き、契約前に確かめる8つのこと
公開日:2024.10.20 更新日:2026.10.26
- Webサイト保守
- Web集客コンサルティング
- WordPress
- ホームページ制作/リニューアル

記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年以上。大学生の頃に約50サイトを制作・運営して収益化。ITシステム開発会社でSEを6年間経験したのち独立。東証プライム企業をはじめ、これまでに4,000サイト以上を改善。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウを、クライアント企業のWEB集客に活かしている。1年でアクセス数が715倍になった企業、売上が25倍になった企業など、法人実績多数。
こんにちは、株式会社ソライルの波多野です。
「ホームページは、できるだけ安く作りたい」。そう考えるのは、当然のことです。
格安のホームページ制作は、使い方しだいで役に立ちます。一方で、安さの理由を知らずに契約すると、思ったより費用がかかったり、あとで作り直しになったりすることがあります。弊社にも、格安で作ったサイトの作り直しや、保守の引き継ぎのご相談が寄せられます。
この記事では、次の順にご案内します。
- 格安でホームページを作れる理由
- 格安が向いている場合、向いていない場合
- よくある失敗
- 月額制・初期費用0円の注意点
- 契約前に確かめる8つのこと
- 格安で作ったサイトで困っているとき
※2026年9月:安くできる理由、向き不向き、月額制・初期費用0円の注意点、契約前に確かめる8つのこと、よくある質問を加えて、全面的に書き直しました。
格安でホームページを作れる理由
制作費が安いのには、理由があります。どれも悪いことではありませんが、何と引き換えに安くなっているかを知っておくことが大切です。

| 安くできる理由 | 引き換えになるもの |
|---|---|
| 決まったひな形(テンプレート)を使う | 他社と似たつくりになる。自社に合わせた構成や導線は作りにくい |
| ページ数を少なくする | 伝えられる情報が限られる。検索で見つけてもらえる入口が少ない |
| 原稿や写真は自社で用意する | 自社の手間が増える。中身の良し悪しがそのまま結果に出る |
| 打ち合わせを少なくする | 自社の強みや、来てほしいお客様の整理が十分にできない |
| 公開後の修正や保守は別料金 | 公開後に直したいとき、思ったより費用がかかる |
| 月額料金や長い契約期間で回収する | 最初は安くても、数年の合計では高くなることがある |
格安が向いている場合、向いていない場合
| 格安が向いている場合 | 格安が向いていない場合 |
|---|---|
| まずは会社の基本情報を載せたい | ホームページからお問い合わせや売上を増やしたい |
| 原稿や写真を自社で用意でき、更新も自社でできる | 自社で原稿を書いたり、更新したりする時間がない |
| 開業したばかりで、あとで作り直す前提 | 長く使い続けるサイトにしたい |
| 紹介や今のお客様が中心で、検索から新しいお客様を探していない | 検索で他社と比べられて選ばれる業種 |
大切なのは、ホームページに何を期待するかです。「名刺代わりに会社の情報があればよい」なら、格安で十分なこともあります。「ホームページから仕事を取りたい」なら、中身を作り込む費用をかけたほうが、結果的に安くつきます。
よくある失敗
弊社にご相談いただく中でも、次のようなことが起きています。
- お問い合わせにつながらない
ひな形に会社の情報を当てはめただけで、誰に何を伝えるかが整理されていない。 - 公開後に直してもらえない
修正のたびに別料金がかかる、または対応してもらえない。 - 解約できない、解約するとサイトが消える
長い契約期間の途中で解約できない。解約するとサイトやデータを渡してもらえない。 - ドメインやサーバーの名義が、制作会社のまま
会社を替えたいのに、ドメインを動かせない。 - 更新されずに放っておかれる
WordPressやプラグインが古いままになり、改ざんなどの危険が高まる。
結果として、数年後に作り直すことになり、最初から中身を作り込んでいたほうが安かった、ということも少なくありません。
月額制・初期費用0円の注意点
「初期費用0円・月額〇〇円」という料金のサービスもあります。最初の負担が軽いのは利点ですが、契約の前に次の点を確かめてください。
- 何年分を合計するといくらになるか
月額×契約期間で、制作費を一括で払う場合と比べます。 - 契約期間と、途中で解約するときの条件
解約金がかかるか、残りの期間分を払う必要があるか。 - 解約したあと、サイトのデータやドメインを渡してもらえるか
- リース契約になっていないか
ホームページの制作をリース契約で結ぶと、原則として途中で解約できません。
また、事業者どうしの契約は、原則としてクーリング・オフの対象になりません。「今日契約すれば安くなる」と急がされても、その場で決めず、契約書を持ち帰って確かめてください。
「初期費用0円・月額」の提案がリース契約かどうかの見分け方と、同じ期間でそろえた総額の比較は「ホームページのリース契約とは|仕組み・総額の比較・契約前に確かめる5つ」の記事で整理しています。
契約前に確かめる8つのこと

- 見積もりに何が含まれているか(ページ数、原稿作成、写真、スマートフォン対応、お問い合わせフォーム)
- 公開後の修正や更新は、いくらかかるか
- 契約期間と、途中で解約するときの条件
- 数年間の合計金額はいくらか
- ドメインとサーバーの名義は、自社になるか
- WordPressなどの管理画面に、自社でログインできるか
- 解約したあと、サイトのデータを渡してもらえるか
- WordPressの更新やバックアップなど、保守は誰がするか
この8つに、はっきり答えてくれる会社なら、格安でも安心して任せられます。答えがあいまいな場合は、契約を急がないほうが安全です。制作会社の選び方の詳しいチェック基準は「失敗しないホームページ制作会社の選び方」の記事でご案内しています。
格安で作ったサイトで困っているとき
すでに格安で作ったサイトがあり、困っている場合は、次の順に確かめてください。
- ドメイン・サーバー・管理画面の名義とログイン情報が、自社の手元にあるか
- 契約期間と、解約の条件
- サイトの中身(構成・原稿)を生かせるか、作り直しが必要か
名義とログイン情報が手元にあれば、保守だけを別の会社に移すことも、部分的に直すこともできます。管理会社を替える手順は「ホームページの管理会社は変更できる?」の記事で、作り直すか部分的に直すかの見分け方は「ホームページのリニューアル・改修の進め方」の記事でご案内しています。
ソライルの考え方
弊社は、安さでは勝負していません。ホームページは、作ることではなく、お問い合わせや売上につながることが目的だと考えているからです。
- 新しく作る・作り直す場合は、ヒアリングとサイトの診断から始め、誰に何を届けるかを整理してから制作に入ります(毎月2社まで)
- すでにあるサイトを生かしたい場合は、今のサイトのまま保守をお引き受けすることもできます(保守は月額6,600円・税込から。WordPressのサイトはスタンダードプラン月額14,300円・税込から)。直したいところは、内容をうかがって事前にお見積りします
- 他社が作ったサイトでも、お引き受けしています
ご予算に合わせて、今やるべきことと、あとに回してよいことを一緒に整理します。詳しくは「ホームページ制作/リニューアル」と「ホームページ保守サービス(料金・プラン)」のページをご覧ください。
よくある質問
Q. 格安のホームページ制作は、やめたほうがいいですか?
A. 目的しだいです。会社の基本情報を載せるだけなら、格安で十分なこともあります。ホームページからお問い合わせを増やしたい場合は、中身を作り込む費用をかけたほうが、結果的に安くつくことが多いです。
Q. 初期費用0円のホームページは、お得ですか?
A. 数年分の月額を合計して比べてください。契約期間の途中で解約できない、解約するとサイトが消える、といった条件がついていることもあります。
Q. 格安で作ったホームページを、あとから直してもらえますか?
A. ドメイン・サーバー・管理画面のログイン情報が自社の手元にあれば、別の会社に直してもらうことができます。手元にない場合は、先に今の制作会社から引き継ぐ必要があります。
Q. 自分でホームページを作るのと、格安の制作会社に頼むのは、どちらがいいですか?
A. 更新まで自社で続けられるなら、自分で作るのも1つの方法です。ただ、ドメインやサーバーの設定、セキュリティの手当ては、慣れていないと抜けやすいので、そこだけでも詳しい人に確かめてもらうと安心です。
Q. ソライルは、安く作ってもらえますか?
A. 弊社は安さでは勝負していませんが、ご予算に合わせて、今やるべきことを一緒に整理します。まずは今のサイトの状態をお聞かせください。
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