ホームページ保守の費用相場は月いくら?料金の内訳と、安すぎる会社の見分け方
公開日:2026.09.09 更新日:2026.10.05
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記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年以上。大学生の頃に約50サイトを制作・運営して収益化。ITシステム開発会社でSEを6年間経験したのち独立。東証プライム企業をはじめ、これまでに4,000サイト以上を改善。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウを、クライアント企業のWEB集客に活かしている。1年でアクセス数が715倍になった企業、売上が25倍になった企業など、法人実績多数。
こんにちは、株式会社ソライル Web集客コンサルタントの波多野です。
「ホームページの保守って、月いくらが普通なんですか」。これは、私がいちばん多く受ける質問のひとつです。そして、いちばん答えにくい質問でもあります。というのも、保守という言葉が指す中身が会社によってまるで違うからです。月3,000円のところもあれば、月10万円を超えるところもある。しかも、どちらも「保守」と呼んでいます。
相場が分からないまま見積もりを取ると、金額の大小でしか判断できません。その結果、いちばん安いところに頼んで、いざトラブルが起きたときに「それは契約に含まれていません」と言われる。実際、そういうご相談を受けて他社さんから引き継ぐことが、私たちには少なくありません。
この記事では、ホームページ保守の費用相場を金額帯ごとに整理し、その料金に何が含まれているのか、そして見積もりを比べるときにどこを見ればいいのかをお伝えします。最後に、参考までに私たちの料金も実額で公開します。
ホームページ保守の費用相場は、月額5,000円から50,000円
先に結論をお伝えします。中小企業のコーポレートサイトの場合、保守費用は月額5,000円から50,000円のあいだに収まることがほとんどです。そして、いちばん多いのは月額1万円台です。
この「1万円台」という数字には、それなりの裏づけがあります。保守費用の相場を扱っている比較メディアが公開している集計では、中央値が1万円台前半となっています。一方で平均額は4万円前後まで上がります。中央値と平均がここまで離れるのは、高額な少数のケースが平均を押し上げているからです。相場の話をするときに「平均いくら」で考えると実感とずれるのは、このためです。
私たちのお客様でも、いちばん多い契約額は月1万円台です。上の集計とほぼ一致しています。

月額5,000円から10,000円 サーバーとドメインの管理まで
この価格帯は、サーバーとドメインの管理が中心です。サーバー代の支払い、ドメインの更新、SSL証明書の更新、障害が起きたときの一次対応まで。ページの中身を直してもらうことは基本的に含まれません。
WordPressを使っていないサイト、あるいは更新の必要がほとんどない会社案内のようなサイトであれば、この範囲で十分な場合があります。なお、月3,000円前後という料金を出している会社もありますが、その多くはサーバーとドメインの代行のみで、CMSの更新作業は入っていません。
月額10,000円から20,000円 いちばん多い帯
件数でいえば、ここがボリュームゾーンです。上の内容に加えて、WordPress本体とプラグインの更新、定期バックアップ、セキュリティの監視、軽微なテキスト修正が入ります。WordPressで作られたサイトを持っている会社は、実質ここが最低ラインだと考えてください。
理由は後で詳しく書きますが、WordPressは更新を止めた瞬間から危険になるからです。放置されたWordPressは、攻撃する側から見ると開いた扉と同じです。
月額20,000円から50,000円 更新代行と障害対応まで
ここまで来ると、コンテンツの修正や更新の代行、アクセス解析のレポート、障害時の優先対応が含まれてきます。「お知らせを月に数本載せてほしい」「スタッフ紹介を差し替えたい」といった依頼を、その都度見積もりを取らずに頼める形です。
社内に更新できる人がいない会社、あるいは担当者はいるけれど本業が忙しくて手が回らない会社は、この帯を選ぶと結果的に安くつくことが多いです。
月額50,000円以上 集客と改善提案まで
この帯からは、保守というより運用支援に近づきます。SEOやアクセス改善の提案、広告との連携、専任担当による定例のミーティング。サイトが売上に直結している会社が選ぶ範囲です。
年間で見るといくらになるか
月額で見ると小さく感じますが、年間に直すと、月1万円なら12万円、月2万円なら24万円です。決して小さな金額ではありません。だからこそ、その金額で何をしてもらえるのかを、契約前にはっきりさせておく必要があります。
参考に、私たちの3つのプラン(内容は記事の後半に書きます)を年額に直すと、次のようになります。月1万円の差が年12万円になる、という感覚だけ先につかんでおいてください。

月10万円を超えるのは、どんなときか
相場の記事の多くは、5万円前後で話を終えています。ただ実務では、月10万円を超える契約も存在します。どういうときにそうなるのかを書いておきます。
一般に説明されるのは、ECサイトや予約システム、会員機能を持つサイトの場合、あるいは24時間の障害対応体制を敷く場合です。サイトが止まることが直接売上の損失になるので、そのぶんの体制費用が乗ります。これは正しい説明です。
ただ、私たちの経験でこの帯になるのは、少し違う理由であることが多いです。サイトの改良が、途切れずに続く場合です。
たとえば、フォームの項目を増やしたい、料金表の仕組みを変えたい、既存の機能の動きを直したい。こうした依頼は、見た目の修正ではなくPHPの編集を伴う改修になります。ひとつひとつは大きくなくても、その都度見積もりを出し、承認を待ち、着手するという流れを踏んでいると、頼む側も受ける側も時間を取られます。
そうなると、作業を月額の中に含めてしまって、決まったら動けるようにしたほうが早いという判断になります。件数としては多くありません。ただ、サイトを事業の道具として使い込んでいる会社では、実際にこの形になります。
もし今、都度見積もりの手間を面倒だと感じているなら、それは金額の問題ではなく契約の形が合っていないというサインかもしれません。
保守費用の内訳。何にお金を払っているのか

保守料金は、次の5つの要素の組み合わせでできています。見積もりを見るときは、どれが入っていてどれが入っていないかを確認してください。

サーバーとドメインの管理
サーバーの契約更新、ドメインの更新、SSL証明書の更新。地味ですが、ここが切れるとサイトが丸ごと表示されなくなります。ドメインの更新を忘れて、長年使ってきたアドレスを他人に取られてしまった会社を、私は何社も見ています。
WordPress本体とプラグインの更新
WordPressは世界中で使われているぶん、狙われやすいソフトでもあります。更新は、見つかった弱点をふさぐために配られるものです。これを当てずに放置すると、弱点が開いたままになります。
ただし、更新は当てれば終わりではありません。更新した結果、表示が崩れたり機能が止まったりすることがあります。だから、当てる前にバックアップを取り、当てた後に表示を確認する。この手間が保守費用の中身です。自動更新の設定だけして確認していない会社は、この工程を省いています。
定期バックアップ
何かが起きたときに戻せる状態を保っておく作業です。ここで見るべきは、「取っているかどうか」ではなく「いつの時点まで、どのくらいの期間ぶん戻せるのか」です。昨日のバックアップしかない状態で、一週間前から改ざんされていたことに気づいた場合、戻す先がありません。
コンテンツの修正・更新代行
文章の差し替え、写真の入れ替え、お知らせの追加といった作業です。プランに含まれる場合と、都度見積もりになる場合があります。都度の場合、テキスト修正が1か所3,000円程度、画像の差し替えが5,000円程度、時間単価で1万円前後というのが、公開されている料金表でよく見る水準です。
プランに含まれる場合も、回数の上限と「1回」の定義を必ず確認してください。ここが曖昧だと、あとで必ずもめます。
トラブルが起きたときの復旧
サイトが真っ白になった、管理画面に入れない、改ざんされた。こうしたときに動いてもらえるかどうかです。月額に含まれるのか、別料金なのか、何時間以内に反応してもらえるのか。ここは契約書で確認すべき部分です。
保守を付けない場合、何が起きて、いくらかかるのか
「保守は付けずに、何かあったときだけ頼めばいいのでは」と考える方は多いです。実際、私もその考え方が間違っているとは思いません。ただ、そのときにかかる費用は知っておいてください。
改ざんされたサイトの復旧は、原因の特定から始まります。どこから入られたのか、何を書き換えられたのか、他に仕込まれていないか。この調査に時間がかかるため、復旧費用は数万円で済むことは少なく、十数万円から数十万円になることがあります。バックアップが無ければ、作り直しになることもあります。
それだけではありません。改ざんされたページをGoogleが見つけると、検索結果に警告が表示されます。ここまで来ると、直しても検索順位が戻るまでに時間がかかります。取引先から「おたくのサイト、危険と出るのですが」と連絡が来る事態も起こります。失うのはお金だけではなく、信用です。
実際にあった例をひとつ挙げます。サイバー攻撃を受けて、復旧専門をうたう他社に依頼したものの、1か月近くたっても復旧が進まず、サイトが見られないまま困っていた事務所がありました。私たちにご依頼いただいてから半日で復旧しましたが、その1か月のあいだに失った問い合わせは戻りません。復旧にかかるのは費用だけではなく、止まっている時間です。

月額の保守料金は、この事態が起きる確率を下げ、起きたときに戻せる状態を保つための費用です。保険に近い性質のものだと考えると、金額の感じ方が変わると思います。詳しくはホームページを放置する危険性にも書きました。
保守の費用対効果を、3つ並べて試算する
「月額1万円台は高いのか、安いのか」は、相場と比べるだけでは決められません。比べる相手は、ほかの会社の料金よりも、「自社でやった場合」と「何もしなかった場合」です。この3つを同じ表に並べると、判断がしやすくなります。

並べるのは「頼む」「自社でやる」「何もしない」
| 保守を頼む | 自社でやる | 何もしない | |
|---|---|---|---|
| 毎月かかるもの | 保守の月額 | 担当者の作業時間 | なし |
| ときどきかかるもの | 契約外の作業の費用 | トラブル対応の時間 | トラブル時の復旧費用 |
| お金に直しにくいもの | ほぼなし | 担当者が休んだ・辞めたときに止まる | サイトが止まっている間の機会損失・信用 |
「自社でやる」は、お金が出ていかないので0円に見えます。実際には担当者の時間を使っているので、時間を金額に直して並べます。
記入用の表(自社の数字を入れてください)
| 項目 | 計算のしかた | 自社の数字 |
|---|---|---|
| A 保守を頼む場合の年額 | 月額 × 12 | 円 |
| B 自社でやる場合の毎月の作業 | 月の作業時間 × 担当者の時間単価 × 12 | 円 |
| C 自社でやる場合の突発対応 | 過去1年のトラブル対応時間 × 時間単価 | 円 |
| D 何もしない場合の復旧費用 | 起きたときの見積もり(1回あたり) | 円 |
担当者の時間単価は、給与に社会保険などを足して、月の労働時間で割った額です。分からなければ、いったん1時間3,000円で置いて構いません。
記入例(WordPressの会社サイト1つの場合)
次の数字は、考え方を示すための例です。作業時間はサイトによって違います。
| 項目 | 例 | 年額 |
|---|---|---|
| A 保守を頼む(弊社スタンダードプラン) | 14,300円 × 12 | 171,600円 |
| B 自社でやる・毎月の作業 | 月3時間 × 3,000円 × 12 | 108,000円 |
| C 自社でやる・突発対応 | 年1回・10時間 × 3,000円 | 30,000円 |
| B+C 自社でやる合計 | 138,000円 | |
| D 何もしない・改ざんからの復旧 | 1回あたり | 十数万円から数十万円 |
この例では、自社でやるほうが年に3万円ほど安く見えます。私たちは、この数字を隠すつもりはありません。社内にWordPressとサーバーが分かる人がいて、毎月の時間を確保できるなら、自社でやるのは立派な選択肢です。
表に出ない3つを、最後に足して考える
ただし、表の数字だけで決めると、あとで困ることが3つあります。
- 続くかどうか:「月3時間」は、忙しい月には後回しになります。更新が3か月止まると、次の更新で不具合が出やすくなります
- 戻せるかどうか:バックアップを取っていても、実際に戻したことがなければ、いざというときに戻せないことがあります
- 担当者がいなくなったとき:ログイン情報と手順がその人の頭の中にしか無いと、退職や異動で止まります
保守を頼む費用は、作業の代金というより、この3つを引き受けてもらう費用です。「B+C」と「A」の差額(この例では年3万円ほど)で、この3つを任せられるかどうか。そう考えると、判断しやすくなります。
何もしない場合のDは、起きるかどうかが分からないので、年額には直しません。起きたときの金額だけを横に置いて、「これを払うことになっても困らないか」を考えてください。
社内で保守の予算を通すための説明の作り方
担当者の方から、「保守が必要なのは分かったが、上司や社長にどう説明すればいいか」というご相談をいただくことがあります。保守は、うまくいっているときには何も起きないので、費用の理由を説明しにくいものです。通りやすい説明には、型があります。
決裁する人が知りたいのは4つ
- 何に払うのか(毎月してもらうこと)
- いくらか(月額と年額)
- やめたら、どうなるか
- ほかの方法と比べて、どうか
専門用語や脆弱性の話は、ほとんど聞かれません。この4つに、1枚で答えられる資料を作ります。
A4一枚にまとめる
| 書くこと | 中身 | 書き方のコツ |
|---|---|---|
| 1 毎月してもらうこと | 更新・バックアップ・見張り・報告 | 「何を」「月に何回」で書く。用語は言い換える |
| 2 費用 | 月額・年額・契約期間 | 年額を先に書く。別料金になる作業も添える |
| 3 比べた結果 | 前の章の表(頼む・自社でやる・何もしない) | 自社でやる場合の時間も金額に直す |
| 4 頼む先を選んだ理由 | 報告があるか・戻せるか・連絡手段 | 金額より「何が分かるようになるか」を書く |
説明の文例
「会社のホームページは、WordPressという仕組みで動いています。月に一度、更新とバックアップが必要で、今は私が業務の合間に行っています。これを専門の会社に任せると、年額で約17万円です。私が行う場合の時間を金額に直すと年に約14万円で、差は約3万円です。任せた場合は、毎月の作業内容が報告書で届き、私が不在のときも止まりません。」
数字は、前の章の表から取ります。差額と、差額で得られるものを並べて言うのがコツです。
数字に出ないものは、数字と分けて書く
「担当者が辞めても止まらない」「毎月の支出が一定で、急な出費が減る」といった点は、金額に直しにくいものです。無理に金額にせず、「数字に出ないが大事な点」として、表の下に2〜3行で書いてください。数字と混ぜると、かえって信用されにくくなります。
不安をあおる説明は、通りにくい
「攻撃されたら大変なことになります」という説明は、言われた側が身構えてしまい、かえって通りにくくなります。「今はこうしている」「任せるとこう変わる」「費用はこれだけ」の順で、淡々と伝えるほうが通ります。
保守料金を経費としてどう処理するかを聞かれたときは、「ホームページの費用の勘定科目」の記事が参考になります。弊社の保守で毎月お送りしている報告書の見本は、「ホームページ保守」のページに載せています。社内説明の資料に「こういう報告が届く」という例として使っていただけます。
安すぎる保守に共通すること
相場より明らかに安い見積もりが出てきたとき、それが企業努力なのか、単に中身が薄いのかを見分ける必要があります。私が見てきた範囲では、次の4つのどれかに当てはまることが多いです。
含まれる範囲が書かれていない
「サイトの保守一式」としか書かれていない見積もりは要注意です。範囲が書かれていないということは、何が含まれていないかも書かれていないということです。トラブルが起きてから「それは別料金です」と言われても、反論できません。
更新の回数と「1回」の定義が曖昧
「軽微な修正は無料」という書き方をよく見かけます。この「軽微」を決めるのは、頼む側ではなく受ける側です。文字を3行直すのは軽微でも、写真の差し替えは軽微ではない、という運用をされることがあります。回数と範囲は、数字で書いてもらってください。
連絡手段がひとつしかない
問い合わせフォームだけ、あるいはメールだけという会社は、緊急時に困ります。サイトが止まっているときに返事が来るのが3日後では、保守の意味がありません。電話がつながるか、誰が担当するのかを、契約前に確認してください。
サーバーの管理権限を渡してもらえない
これがいちばん危険です。サーバーやドメインの管理画面のIDを教えてもらえないと、その会社と切れた瞬間に自社のサイトを触れなくなります。制作会社と連絡が取れなくなったというご相談の多くが、ここでつまずいています。安さと引き換えに、逃げられない状態を作らされていないかを見てください。
安さの裏側が表に出るのは、緊急時です。海外のフィッシングサイトへ転送される状態になり、複数の保守会社に問い合わせたものの「急ぎの対応は難しい」と断られた製造業のお客様がいました。私たちにご依頼いただいてから半日で復旧しましたが、月額がいくら安くても、いざというときに動かない保守では、その月額ぶんがそのまま無駄になります。
見積もりを取るときに必ず聞く5つの質問

複数社から見積もりを取ったら、金額を並べる前に、次の5つを同じ言葉で聞いてみてください。答え方の違いで、その会社の姿勢がはっきり分かります。
- バックアップはいつの時点まで戻せますか。「毎日取っています」ではなく、何日ぶん保管しているかを聞きます。
- WordPressの更新は、誰がどう確認していますか。自動更新のみか、人が表示を確認しているかで、事故が起きたときの差が出ます。
- サイトが表示されなくなったとき、何時間以内に対応してもらえますか。営業時間外はどうなるかも含めて聞きます。
- 月額に含まれる修正は、何回で、どこまでですか。「1回」の単位を具体例で聞くのがコツです。
- 契約を終える場合、サーバーとドメインの管理権限は引き渡してもらえますか。ここで言葉を濁す会社とは、契約しないほうがいいです。

契約書のどこを見ればいいのかをもう少し詳しく知りたい方は、ホームページ保守契約の内容とは?契約書で必ず確認する10項目に、解約の予告期間や再委託の確認の仕方までまとめました。
この5つに、はぐらかさずに答えてくれる会社であれば、金額が多少高くても任せる価値があります。逆に、質問に対して「大丈夫です」「お任せください」としか返ってこない場合は、保守会社の選び方もあわせて読んでみてください。
参考までに、ソライルの保守料金
相場の話だけで終わると判断材料にならないと思うので、私たちの料金も公開しておきます。ホームページ保守・運用管理サービスのページに、そのまま載せているものです。
- ライトプラン 月額6,600円(税込):WordPress以外のサイト向け。ドメインとサーバーの保守が中心で、バックアップは含まれません。
- スタンダードプラン 月額14,300円(税込):WordPressのサイト向け。本体とプラグインの更新、セキュリティ管理、定期バックアップまで含みます。いちばん多く選ばれているプランです。
- プレミアムプラン 月額33,000円(税込):スタンダードの内容に、毎月のコンテンツ編集代行が加わります。お客様が作った原稿と指示に沿って、私たちが作業を代行する形です。
バックアップと復旧を含む保守は、スタンダードプラン(月額14,300円)からです。ライトプランにはバックアップが含まれないため、トラブル時に「戻す」対応ができません。WordPressのサイトで、何かあった日に戻せる状態を保ちたい方は、スタンダードプラン以上をお選びください。
保守と改善提案の線引きも書いておきます。保守に含まれるのは「止めない・壊されない」ための作業と、お客様の指示に基づく作業代行までです。何を直すべきか、どんなページを作るべきかといったヒアリング・企画設計・改善提案は、別サービスのWeb集客コンサルティングで行っています。
この3つに収まらないご相談もあります。先ほど書いた、改修が継続的に発生するケースです。その場合は、想定される作業量からお見積もりします。都度の見積もりが煩わしいという理由でご相談いただくことが多いので、まずは何をどのくらいの頻度で頼みたいかを聞かせてください。
乗り換えの例もひとつ。保守費用が高いという理由で私たちに乗り換えたお客様は、必要な保守に内容を組み直したことでサーバーのスペックが上がり、費用は乗り換え前の5分の1になりました。高い保守がよい保守とは限らない、という例です。
金額の話とは別に、ひとつだけお伝えしておきたいことがあります。私たちは、代表である私自身が担当します。窓口の担当者を経由して技術者に伝わる形ではないので、「あの件どうなりました」と聞き直す手間がありません。そのぶん一度に多くの会社をお引き受けできないという弱点もありますが、この形は変えないつもりでいます。
今の保守会社に不満があって乗り換えを考えている場合も、まずは今の契約内容を見せていただければ、何が足りていないかをお伝えします。無理に切り替えをすすめることはしません。
金額より先に、そもそもどこに頼むかを決めたい方は、ホームページ保守はどこに頼む?4つの頼み先と、会社を選ぶ6つの基準をご覧ください。保守の全体像から知りたい方は、ホームページ保守の完全ガイドにまとめています。
ホームページ保守の費用相場、まとめ
最後に要点を整理します。
- 中小企業のサイトの保守費用は、月額5,000円から50,000円が相場。いちばん多いのは月額1万円台で、これは公開されている相場調査の中央値とも、私たちの契約の実感とも一致します
- 平均額は4万円前後まで上がりますが、これは高額な少数が押し上げた数字です。平均で考えると実感とずれます
- WordPressのサイトなら、更新とバックアップが入る月額1万円台が実質の最低ライン
- 月10万円を超えるのは、ECや24時間対応の体制がある場合のほか、PHPの編集を伴う改修が継続的に発生する場合。件数は多くありませんが実際にあります
- 料金の中身は、サーバー管理、WordPress更新、バックアップ、コンテンツ修正、障害対応の5つ
- 保守なしで改ざんされた場合の復旧は、十数万円から数十万円。失うのは金額だけでなく信用
- 見積もりは金額より先に、バックアップの保管期間、更新の確認方法、障害時の対応時間、修正の回数、権限の引き渡しの5つを聞く
保守は、うまくいっているときは何も起きないので、価値が見えにくいサービスです。ただ、何かが起きた日に、戻せる状態を用意してあったかどうかで結果が変わります。いま契約書が手元にない、あるいは何が含まれているか思い出せないという方は、それを確認するところから始めてみてください。
よくある質問
Q. 保守契約は必ず結ばないといけませんか?
義務ではありません。社内にサーバーやWordPressを扱える方がいて、更新とバックアップを続けられるなら、契約せずに運用している会社もあります。判断の分かれ目は「その担当者が辞めたときに困らないか」です。一人に依存している状態は、契約が無いのと同じ危うさがあります。
Q. 制作した会社以外に保守を頼めますか?
頼めます。実際、制作は別の会社、保守は私たち、という形のお客様は多くいらっしゃいます。必要なのはサーバーとドメイン、WordPressの管理情報の引き継ぎだけです。今の会社と連絡が取れる状態であれば、手続き自体は難しくありません。
Q. 更新がほとんど発生しないサイトでも保守は必要ですか?
中身を更新しなくても、サーバーやWordPress、SSL証明書は動き続けています。更新頻度が低いサイトほど誰も見ていない期間が長くなり、異変に気づくのが遅れます。むしろ、更新が少ないサイトこそ最低限の保守を付けておく意味があります。
Q. 毎月いろいろ直したいのですが、その都度見積もりが面倒です
その場合は、作業を月額に含める形をご相談ください。改修が続く会社では、依頼するたびに見積もりと承認を挟むより、決まったらすぐ動ける契約にしたほうが結果として早く、費用の見通しも立ちます。金額は想定される作業量によりますが、月10万円前後になることもあります。
Q. 月額が安い会社に変えても大丈夫でしょうか?
金額だけで比べないでください。同じ「保守」でも、バックアップの保管期間や障害時の対応時間がまったく違うことがあります。今の契約書と新しい見積もりを、この記事の5つの質問で並べて比べてみると、差がはっきりします。
いまお支払いしている保守費用が適正か気になるときは、お問い合わせからご相談ください。今の契約内容を見せていただければ、何が足りていないかをお伝えします。ドメイン・サーバー・SSL証明書の期限の棚卸しも、無料で承っています。
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