WordPressの500エラー(500 Internal Server Error)の原因と直し方|直前の操作から見分ける
公開日:2021.08.25 更新日:2026.10.26
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記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年以上。大学生の頃に約50サイトを制作・運営して収益化。ITシステム開発会社でSEを6年間経験したのち独立。東証プライム企業をはじめ、これまでに4,000サイト以上を改善。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウを、クライアント企業のWEB集客に活かしている。1年でアクセス数が715倍になった企業、売上が25倍になった企業など、法人実績多数。
こんにちは、株式会社ソライルの波多野です。
WordPressのサイトを開いたら、「500 Internal Server Error」と表示された。管理画面にも入れない。
500エラーは、サーバーの中で何かがうまく動かなくなったときに出る表示です。原因は、ほとんどの場合「直前に何をしたか」で見当がつきます。
この記事では、次の順にご案内します。
- 500エラーが出たら、最初に確かめる3つのこと
- 直前の操作から原因を見分ける表
- 原因ごとの直し方
- 自分で直せないときの相談先
先に大事なことを1つだけお伝えします。慌ててサーバーのファイルを消したり、初期化したりしないでください。原因の手がかりと、元に戻すためのデータが一緒に消えてしまいます。

※2026年9月:直前の操作から原因を見分ける表、エラーの記録の見方、自分で直せないときの相談先、よくある質問を追加し、全面的に書き直しました。
WordPressの500エラーとは
500エラーは、「サーバーの中でエラーが起きて、ページを返せなかった」という意味の表示です。画面には、次のような文字が出ます。
- 500 Internal Server Error
- Internal Server Error
- HTTP ERROR 500
- このサイトで重大なエラーが発生しました(WordPressが出す表示)
見ている人の側(パソコンやスマートフォン)の問題ではありません。サイトを運営している側で直す必要があります。
放っておくと、どうなるか
500エラーが出ている間は、お客様がページを見られません。お問い合わせや注文も止まります。
さらに、エラーが何日も続くと、Googleがページを正しく読み取れず、検索順位が下がることがあります。数時間で直れば大きな影響はまずありませんが、長く放置しないことが大切です。
最初に確かめる3つのこと
直し始める前に、次の3つを確かめてください。原因の見当がつきやすくなります。
- エラーが出るのは、サイト全体か、一部のページだけか
- 管理画面(ログイン画面)には入れるか
- エラーが出る直前に、何をしたか(プラグインの追加や更新、テーマの編集、サーバーの設定変更など)
WordPress 5.2以降では、プラグインやテーマの不具合で止まったとき、管理者のメールアドレスに「サイトに技術的な問題が発生しています」というメールが届くことがあります。メールの中に、どのプラグインやテーマが原因かと、「リカバリーモード」で管理画面に入るためのリンクが書かれています。まずはメールが届いていないか確認してください。
直前の操作から原因を見分ける
いちばん近いものを選んでください。「最初に試すこと」から順に確かめると、早く直せます。

| 直前にしたこと | 考えられる原因 | 最初に試すこと |
|---|---|---|
| プラグインを入れた・更新した | プラグインの不具合、ほかのプラグインとの相性 | そのプラグインを止める(4-1) |
| テーマを更新した・functions.phpなどを編集した | テーマの不具合、記述の誤り | 編集前に戻す、標準のテーマに切り替える(4-2) |
| .htaccessを編集した・パーマリンクを変えた・転送を設定した | .htaccessの記述の誤り | .htaccessを作り直す(4-3) |
| PHPのバージョンを変えた・WordPress本体を更新した | PHPとテーマ・プラグインの相性 | PHPのバージョンを元に戻す(4-4) |
| 画像を大量に上げた・重い処理をした | メモリ不足 | 使えるメモリを増やす(4-5) |
| サーバーを移した | ファイルの権限、設定の移し漏れ | 権限と設定を確かめる(4-6) |
| 何もしていない | サーバーの障害、アクセス集中、改ざん | サーバー会社の障害情報を見る(4-7) |
「何もしていないのに、急に出た」ときは、サイバー攻撃で書き換えられている可能性もあります。見覚えのないページに飛ばされる、知らないファイルが増えている、といった様子があれば、ご自分で直そうとせず、早めにご相談ください。
原因ごとの直し方
どの作業も、始める前にバックアップを取ってください。途中で分からなくなっても、元の状態に戻せます。バックアップの取り方は「WordPressのバックアップ」の記事で詳しくご案内しています。
4-1. プラグインを止める
管理画面に入れるときは、「プラグイン」の画面で、直前に入れた・更新したプラグインを「無効化」します。どれか分からないときは、すべてを無効化し、1つずつ有効に戻して、エラーが出るものを探します。
管理画面に入れないときは、FTPソフトかサーバーのファイル管理画面で、wp-content の中の plugins フォルダの名前を、plugins_old などに変えます。これで、すべてのプラグインが止まります。エラーが消えたら、フォルダの名前を元に戻し、中のプラグインのフォルダを1つずつ名前を変えて、原因を探します。
原因が分かったら、そのプラグインは使うのをやめるか、作った人の更新を待ちます。
4-2. テーマを元に戻す
functions.php などを編集した直後なら、編集前の状態に戻します。テーマを更新した直後なら、WordPressの標準のテーマ(Twenty Twenty-Fourなど)に切り替えて、エラーが消えるか確かめます。
管理画面に入れないときは、wp-content の中の themes フォルダで、使っているテーマのフォルダの名前を変えると、WordPressが標準のテーマに切り替えます(標準のテーマが入っている場合)。
4-3. .htaccessを作り直す
.htaccess は、転送やパーマリンクの設定を書いておくファイルです。1文字の誤りでも、サイト全体が500エラーになります。
- サーバーの .htaccess を、.htaccess_old などに名前を変える(消さない)
- サイトが表示されるか確かめる
- 表示されたら、管理画面の「設定」→「パーマリンク」を開き、何も変えずに「変更を保存」を押す(WordPressが .htaccess を作り直します)
- 転送など、ほかに書いていた設定があれば、.htaccess_old を見ながら1行ずつ足し直す
4-4. PHPのバージョンを戻す
PHPは、WordPressを動かしているプログラムの言語です。サーバーの管理画面でPHPのバージョンを上げた直後に500エラーが出たときは、古いテーマやプラグインが新しいPHPに対応していないことが多いです。
いったん元のバージョンに戻してサイトを復旧させ、そのあとテーマやプラグインを新しいPHPに対応したものに入れ替えてから、改めてバージョンを上げます。古いPHPのまま使い続けると、セキュリティの面で危険です。戻すのは、あくまで一時的な措置と考えてください。
4-5. メモリ不足を解消する
画像を一度にたくさん上げたときや、重い処理をしたときに、WordPressが使えるメモリが足りなくなって500エラーになることがあります。
wp-config.php の「編集が必要なのはここまでです」という行より上に、次の1行を足します。
define( 'WP_MEMORY_LIMIT', '256M' );
それでも直らないときは、サーバーの管理画面でPHPのメモリの上限(memory_limit)を上げるか、サーバー会社に相談します。契約しているプランの上限を超えることはできません。
4-6. ファイルの権限と設定を確かめる(サーバーを移したあと)
サーバーを移した直後の500エラーは、ファイルの読み書きの権限(パーミッション)や、設定の移し漏れが原因のことがあります。
- フォルダとファイルの権限が、移す前のサーバーや、新しいサーバー会社の推奨どおりになっているか
- wp-config.php に書いたデータベースの名前・ユーザー名・パスワード・ホスト名が、新しいサーバーのものになっているか
- .htaccess が移せているか
権限の数値はサーバー会社によって推奨が違うため、サーバー会社のマニュアルで確かめてください。
4-7. サーバーの障害・アクセス集中を確かめる
何もしていないのに500エラーが出たときは、サーバー会社の公式サイトの「障害情報」「メンテナンス情報」を見ます。障害であれば、復旧を待ちます。
アクセスが急に増えたとき(テレビで紹介された、広告を出したなど)は、サーバーの処理が追いつかずにエラーになることがあります。一時的なものか、プランの見直しが必要かを、サーバー会社に相談します。
障害もアクセス集中もないのに続くときは、改ざんの可能性も考えて、専門家に相談してください。
エラーの記録を見て、原因を絞り込む
上の方法で直らないときは、エラーの記録(ログ)を見ると、原因が書かれていることがあります。
- サーバーの管理画面にある「エラーログ」
- WordPressのエラーの記録(wp-config.php に次の3行を足すと、wp-content の中に debug.log というファイルができ、エラーの内容が書き込まれます)
define( 'WP_DEBUG', true );
define( 'WP_DEBUG_LOG', true );
define( 'WP_DEBUG_DISPLAY', false );
記録の中に、プラグインやテーマのフォルダの名前が出ていれば、それが原因の可能性が高いです。原因が分かったら、3行は必ず元に戻してください。そのままにすると、記録が大きくなり続けます。

自分で直せないときは
原因が分からない、試しても戻らないときは、それ以上操作を続けないでください。ファイルを消したり、設定を何度も変えたりすると、元に戻すのが難しくなります。
弊社は、WordPressとサーバーのトラブルを、代表が直接調べて直しています。症状別の確かめ方と、ご相談の流れは「ホームページのトラブル対応」のページにまとめています。
- 初回のご相談は無料です
- 他社が作ったサイトにも対応しています
- 改ざんの疑いがあるときは、サイバー攻撃復旧サービスでお受けします
500エラーをくり返さないために
500エラーの多くは、更新や編集の直後に起きます。次の3つを続けると、起きる回数を減らせます。
- 更新の前にバックアップを取る
- プラグインやPHPの更新は、テスト用のサイトで先に試す
- 使っていないプラグインやテーマは消しておく
更新の手順と注意点は「WordPressのアップデートの注意点」の記事にまとめています。
弊社のホームページ保守サービス(料金・プラン)では、WordPressやプラグインの更新、バックアップ、セキュリティの管理を毎月行い、作業の内容を業務報告でお知らせしています。更新のたびに不安を感じている方は、ご相談ください。
よくある質問
Q. 500エラーは、見ている人のパソコンの問題ですか?
A. いいえ。サイトを運営している側のサーバーで起きているエラーです。見ている人の側では直せません。
Q. 「このサイトで重大なエラーが発生しました」と出ます。500エラーと同じですか?
A. 同じ仲間のエラーです。WordPressが、プラグインやテーマの不具合で止まったときに出す表示です。管理者のメールアドレスに、原因の手がかりと「リカバリーモード」のリンクが届いていないか確かめてください。
Q. 管理画面に入れません。どうすればいいですか?
A. FTPソフトかサーバーのファイル管理画面で、plugins フォルダの名前を変えると、すべてのプラグインが止まり、管理画面に入れることがあります。詳しくは4-1をご覧ください。
Q. 500エラーが出ると、検索順位は下がりますか?
A. 数時間で直れば、大きな影響はまずありません。何日も続くと、Googleがページを読み取れず、順位が下がることがあります。早めに直すことが大切です。
Q. 何もしていないのに500エラーが出ました。
A. サーバーの障害、アクセスの集中、改ざんが考えられます。まずサーバー会社の障害情報を見てください。障害がなく、見覚えのないページや転送がある場合は、改ざんの疑いがあるため、早めにご相談ください。

自分で直せないときは、ご相談ください
原因が分からない、試しても戻らないときは、無理に操作を続けないでください。
症状別の確かめ方と、弊社への相談の流れを1ページにまとめています。
- 初回のご相談は無料です
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- 他社が作ったサイトにも対応しています
保守の全体像(費用・契約・頼み先)は「ホームページ保守の完全ガイド」へ
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