無料画像素材を商用でも安心して使えるサービス【まとめ】

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記事の監修

IT・WEB集客の専門家

波多野 明仁(Akihito Hatano)

WEB業界歴20年。学生時代に50サイトの制作・運営を行い収益化を達成。その後、ITシステム開発会社にてSEを6年間経験し独立。東証プライム企業をはじめ2,000サイト以上を改善してきた実績あり。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウをクライアント企業のWEB集客に活かし、日々活躍中。1年でアクセス数が715倍に増加した企業や、売上が25倍に増加した企業など、法人クライアントの実績多数。

こんにちは、株式会社ソライル WEB集客コンサルタントの波多野です。

ブログなどの作成を行う際に役立つ無料で使える画像素材は、提供サービスサイトが増えてクオリティも上がってきています。
とはいえ、すべてのサイトが商用でも問題なく利用できるかというと、そういうわけでもない場合があります。

無料の画像素材とはいえ、利用規約で使い方などに関するルールが定められているものがほとんどなので、もしも利用する際にはそれらをきちんと確認することが必要です。

今回は、無料画像素材、フリー画像を利用する際に注意すべきポイントと、ブログ制作などに役立つおすすめの無料画像素材サービスをご紹介します。

無料画像素材を利用する際の注意点

無料画像素材、フリー画像サービスでは、一定のルール内であれば無料で画像が使えるものの、例えば加工は禁止していたり、再配布や販売を禁止していたりするもの、また、個人利用はOKだが商用サイトではNGとしているサイトなどもあります。
無料画像素材を提供しているサイトを見つけたら、まずはこれらの利用規約がどのように定められているかを確認しましょう。
ここでは、無料画像素材の利用にあたり特に気を付けてチェックしておきたいポイントについて解説します。

画像の著作権

無料画像素材や、フリー画像の利用規約について細かく知らなくても、「著作権」という言葉については耳にしたことがあるという人は多いのではないでしょうか。

著作権は、制作された著作物を保護する権利のことを指します。
著作物とは、思想や感情を創作・表現したものを指し、美術、文芸、学術、音楽などの範囲に属するものを指します。
つまり、撮影された写真や、創作した画像などは著作物に該当するため、著作権を有することになります。

著作権は創作と同時に発生する権利なので、行政機関などの手続きは必要ありません。

著作権を持つ著作物を無断で使用したり、規定されたルールを越える利用方法で使用したりした場合は、著作権侵害に該当し、利用の差し止めや損害賠償の請求を受ける場合もあります。さらに悪質である場合は、刑事上の罰則対象になることもあるので注意が必要です。

個人利用と商用利用の違い

無料で使える画像素材やフリー画像を提供しているサービスサイトの中には、個人利用はOKだが、商用利用は禁止しているものもあります。

個人利用とは、自分の日々の日記のような内容を書きとめているブログなどが該当し、金銭の発生しないWebサイトが該当します。
ただし、例えば自分のブログが広告などを掲載するアフィリエイトサイトも兼ねている場合、あるいは企業などからのタイアップ広告などの記事を掲載することがある場合は商用利用にあてはまります。

一方、商用利用とは、その名の通り、ビジネスを行っているWebサイトのことを指しますので、そのサイトから金銭が発生する場合は商用利用となってしまうので、商用利用を禁止している無料画像サービス提供のサイトからは、画像利用ができません。

もしも金銭が発生するWebサイトでの利用を行いたい場合は、商用利用をOKとしている画像素材サイトを利用しましょう。

クレジット表記が必要かどうか

画像の利用は無料としていても、クレジットの表記を記載することを前提としている無料画像素材・フリー画像サイトもあります。

クレジット表記とは、画像を使用する際に画像の掲載と一緒にコピーライト表示を行うことを言います。
「copyright@×××」といったように、その無料画像の著作権の帰属先を記載すればOKな場合や、コピーライトの表示とあわせて、配布元となるフリー素材画像サイトへのリンクを設定することを求められる場合もあります。

一方、多くの無料画像素材・フリー画像配布サイトでは、クレジット表記を必須としていないものも多くありますので、利用するサイトがどのようなルールのもと使用して良いとしているかは必ず利用規約で確認し、その記載に従って対応しましょう。

画像の改変が可能かどうか

画像を使用する際に、画像に他の写真を重ねてコラージュしたり、必要な箇所だけを切り取ったり、文字を追加したり、色を変更したり、明るさを調整したりなど、元の画像を加工することを画像の改変と言います。

画像の改変がOKかどうかも、利用する無料画像素材・フリー画像のサイトにより規定が異なります。
文字を追加する程度であればOKとしているところもあれば、画像に手を加えること自体をNGとしているサイトもあり、これも利用規約で定めているため、必ず確認を行ってください。

無料で商用利用できる写真素材サービス

無料画像素材・フリー画像を利用するにあたっての注意事項が理解できたら、次は実際に無料で商用利用できる無料画像・フリー素材サイトをご紹介します。
自社サイトのイメージに合いそうなサービスサイトがあれば、利用規約を確認したのちに活用してみると良いでしょう。

利用規約は途中で変更される場合があるので、常に利用時に確認をすることを忘れないようにしましょう。

Pixabay

200万点以上の高品質なフリー写真素材、320,000点以上の高品質なフリーイラスト素材、110,000点以上の高品質なフリーベクター素材、数千点以上の高品質なフリー動画素材、そして、ロイヤリティフリーの音楽素材が無料でダウンロードできます。
素材を豊富に取り扱っているので、好みに合う写真が見つけやすいでしょう。

利用規約
https://pixabay.com/ja/service/license/

Pixabay

photoAC

約370万点のフリー写真素材が登録されており、商用利用もできる無料画像をダウンロードすることができます。
但し利用には無料の会員登録が必要です。
日本人が写っている写真素材が多いので、そういった写真を求めているサイトでも便利に利用できるでしょう。

利用規約
https://www.photo-ac.com/main/terms

photoAC

ぱくたそ

高解像度で美しい日本の写真が沢山ある無料画像素材・フリー画像サイトです。
風景写真だけでなく、モデルを使った様々な高画質画像も揃っています。
人物が写っている写真を利用する場合は、被写体である人物から肖像権使用の許諾を得て撮影したもの(モデルリリース)と、そうでないものがあるため、そのあたりの注意を行いながら利用すると良いでしょう。

利用規約
https://www.pakutaso.com/userpolicy.html

ぱくたそ

Pexels

無料の写真素材だけでなく、動画素材もダウンロードできる無料画像素材・フリー画像サイトです。
再配布や販売などは禁止していますが、出典表示は不要で、写真や動画に変更を加えることも可能です。
利用にあたってのルールがシンプルでわかりやすいため、利用しやすい無料画像素材・フリー画像サイトの一つです。

利用規約
https://www.pexels.com/ja-jp/license/

Pexels

Unsplash

かなりクオリティの高い写真が、会員登録不要で無料で利用することができます。
商用利用や加工利用もOKなど、利用範囲も広いため、活用しやすい無料画像素材・フリー画像サイトです。

利用規約
https://unsplash.com/license

Unsplash

GIRLY DROP

かわいい女性サイト向けの画像が揃っている無料画像素材・フリー画像サイトです。
リンク・クレジット・報告なしでの利用も可能で、一部のサイトを除いて商用向け広告バナーなどでの利用もOKとしています。

利用規約
https://girlydrop.com/policy

GIRLY DROP

food.foto

食材や料理、お皿などの無料画像素材・フリー画像が揃っているサイトなので、飲食店のWebサイトや、料理レシピサイトなどで幅広く利用できます。
商用利用や加工ができて、クレジット表記も必要ありませんが、SNSなどのログインしなければ利用できないサイトでの使用や、被写体のイメージを損なう使用はNGとしています。

利用規約
https://food-foto.jp/agreement.html

food.foto

busitry-photo

人物写真をメインに提供している無料画像素材・フリー画像サイトです。
一部を除くWeb媒体での利用に限り、商用利用や加工利用をOKとしており、クレジット表記も必要ありません。

利用規約
http://busitry-photo.info/02kiyaku/

busitry-photo

BURST

ネットショップの作成サービスの最大手であるShopifyが運営する無料画像素材・フリー画像サイトです。
会員登録は無料で、クレジット表記なしで様々なクオリティの高い写真画像を使用することが可能です。

利用規約
https://burst.shopify.com/legal/terms

BURST

O-DAN(オーダン)

O-DAN(オーダン)は、海外の41個の無料写真素材を扱うサイトをまとめて横断しながら検索できるサービスです。Pixaday, Pexels, Unspashを含む41個のフリー画像サイトを一度に検索し無料で写真素材を入手することができます。

利用規約は各画像サイトによりますので、それぞれ利用時に確認するようにしてください。

O-DAN(オーダン)

無料で商用利用できるイラスト素材サービス

前項で紹介したのは、主に写真画像を無料でダウンロードできるサイトでしたが、この他に無料のイラスト画像の素材を提供しているWebサイトサービスもあるのでご紹介します。

イラストAC

様々なかわいいイラストが無料で商用利用できるサイトです。
イラスト素材を1ダウンロードするたびに0.1円が国立美術館へ寄付されます。

利用規約
https://www.ac-illust.com/main/terms.php

イラストAC

いらすとや

個人、法人、商用、非商用問わず無料で掲載イラストが利用できる有名なサイトです。
イラストを見ると、誰もがどこかで見かけたことがあるであろう馴染みのあるイラストが多数掲載されています。

利用規約
https://www.irasutoya.com/p/terms.html

いらすとや

Webサイトで利益が上げられるようになったら有料画像素材もあり

無料画像素材・フリー画像サイトでも、たくさんの種類、そしてクオリティの高い写真や画像が増えてきましたが、完全に記事の内容にマッチする画像ではなかったり、どのブログでも利用されている見覚えのある写真だったりすることも多いと言えます。

そのため、より記事にマッチした写真画像や、Webサイトのクオリティを上げたいと考える場合は、有料で画像や写真を提供しているサイトを利用することをおすすめします。
ただし、それなりの金額がするものが多いので、自社のWebサイトが収益を得られるようになってきてからでも良いでしょう。

無料画像素材を商用でも安心して使えるサービス【まとめ】終わりに

使用する写真でWebサイトの雰囲気が大きく変わるくらい、見た目のイメージを大きく左右するのが写真や画像です。
アイキャッチ画像の印象ひとつでクリックしてもえらえるかどうかも左右するため、写真や画像が与える影響はとても大きいといっても過言ではありません。

また、文字だらけのWebサイトよりも、写真や画像を効果的に利用することで、Webサイトの見やすさも向上してくれるため、SEOにも寄与する大切なポイントと言えるでしょう。

無料画像素材やフリー画像を使用する際は、利用規約を必ず確認し、ルールを守って活用すれば問題ありません。
積極的に活用して、Webサイトの魅力アップに役立てましょう。

Webサイトの制作や集客でお困りごとや相談事項があれば、ソライルに遠慮なくご相談ください。

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