ホームページの「お知らせ欄」で新規のお客様を増やす|何を書くか、文例4種、1年分のネタ、続ける仕組み【2026年版】
公開日:2026.09.29 更新日:2026.09.30
- Webサイト保守
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記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年以上。大学生の頃に約50サイトを制作・運営して収益化。ITシステム開発会社でSEを6年間経験したのち独立。東証プライム企業をはじめ、これまでに4,000サイト以上を改善。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウを、クライアント企業のWEB集客に活かしている。1年でアクセス数が715倍になった企業、売上が25倍になった企業など、法人実績多数。
こんにちは、株式会社ソライルの波多野です。
「お知らせ」の最新記事が「2022年 年末年始休業のご案内」のまま止まっているホームページを、よく見かけます。会社は今も元気に営業しているのに、ホームページを見た人には「この会社、まだやっているのだろうか」と映ります。初めて御社を知った人ほど、そこで判断します。
お知らせ欄は、ホームページの中でいちばん手軽に、いちばん頻繁に「今も動いている会社」であることを伝えられる場所です。この記事では、お知らせ欄に何を書くか、そのまま使える文例、1年分のネタ、お知らせ欄が無いサイトに追加する方法と費用、そして無理なく続ける仕組みを、順にご案内します。
- お知らせ欄が止まると起きる3つのこと
- 「お知らせ」「ブログ」「施工実績」の使い分け
- そのまま使える文例4種と、書き方の型
- どの業種でも書ける1年分のネタカレンダー
- お知らせ欄が無いサイトに追加する方法と費用
- 月1回20分で続ける仕組み
1. お知らせ欄が止まると起きる3つのこと
お知らせ欄が古いまま止まっていると、次の3つが起きます。
| 起きること | 誰にどう見えるか | 失うもの |
|---|---|---|
| 信用の低下 | 初めて見た人に「営業しているか分からない」「担当者がいないのでは」と映る | 問い合わせ・相見積もりの候補から外れる |
| 検索での不利 | 検索エンジンに「更新されていないサイト」と判断され、新しい情報を持つ競合が上に出やすくなる | 検索からの新規のお客様 |
| 社内の慣れ | 「どうせ誰も見ていない」と更新をやめ、料金・営業時間・所在地まで古いままになる | 電話での問い合わせ対応の手間、間違った情報による失注 |
弊社でお預かりしているお客様の中にも、以前は「事例を数か月に1回更新するだけ」で、それも制作会社の廃業で止まってしまった造園業のお客様がいました。復旧後は、お知らせと事例を定期的に更新する運用に変え、「予備知識ゼロでも問題なかった」とお話しいただいています。止まったお知らせ欄は、動かし始めるだけで印象が変わります。
お知らせ欄とSNSの使い分け(SNSで知ってもらい、ホームページで確かめてもらう)は「中小企業のSNS活用|ホームページとの役割分担、選ぶSNSは1つ、投稿の型」の記事で整理しています。
2. 「お知らせ」「ブログ」「施工実績」の使い分け
お知らせ欄が続かない会社の多くは、「お知らせに何を書けばいいか分からない」のではなく、「お知らせとブログの区別がついていない」ことでつまずいています。役割を分けると、書くことが決まります。

| 場所 | 役割 | 書くこと | 長さの目安 | 頻度の目安 |
|---|---|---|---|---|
| お知らせ | 「今も動いている」ことを伝える。既存のお客様への連絡 | 休業・営業時間、完成・納品報告、新サービス、料金改定、メディア掲載、採用 | 100〜300字 | 月1回以上 |
| ブログ・コラム | 検索で新規のお客様に見つけてもらう。専門性を示す | お客様がよく聞く質問への回答、選び方、費用、失敗例 | 2,000字以上 | 月1〜2本 |
| 施工実績・事例 | 「何ができるか」を証明する | 工事や納品の内容、写真、お客様の課題と解決 | 300〜800字 | 完成のたび |
お知らせは短くて構いません。「○月○日に△△の工事が完成しました」の1行と写真1枚で、役割を果たします。長い文章を書こうとするから続かなくなります。
3. そのまま使える文例4種と、書き方の型
お知らせは、次の型で書けば5分で仕上がります。
- 題名:「いつ・何を」が分かる1行(例「12月28日〜1月4日は年末年始休業です」)
- 1文目:結論(何がどうなるか)
- 2文目:お客様に関わること(期間中の連絡先、いつから対応するか、料金はいつからか)
- 3文目:一言(お礼、ご不便のお詫び、期待への言葉)
- 写真:あれば1枚(完成写真、商品、スタッフ)
文例1:完成・納品のご報告
題名:○○市の△△様邸 外壁塗装が完成しました
○○市の△△様邸の外壁塗装が、○月○日に完成しました。築15年で目立っていたひび割れを補修し、耐久性の高いシリコン塗料で仕上げています。工事中は近隣の皆様にもご協力いただき、ありがとうございました。施工の詳細は施工実績のページでご覧いただけます。
文例2:休業・営業時間のご案内
題名:12月28日(月)〜1月4日(月)は年末年始休業です
12月28日(月)から1月4日(月)まで、年末年始休業とさせていただきます。期間中にいただいたお問い合わせは、1月5日(火)より順次ご返信します。緊急のご用件は、お問い合わせフォームに「緊急」とご記入ください。本年もありがとうございました。
文例3:新サービス・料金改定のご案内
題名:○月○日より「△△プラン」の提供を始めます
○月○日より、△△プランの提供を始めます。これまで「小さな工事は頼みにくい」とのお声をいただいていたため、○○円からご依頼いただける内容にしました。詳しくはサービスのページをご覧ください。既存のお客様の料金に変更はありません。
文例4:季節のあいさつ(書くことがない月に)
題名:繁忙期のご依頼について(○月〜○月)
○月から○月は例年ご依頼が集中するため、お見積もりのご返信に3営業日ほどいただく場合があります。お急ぎの方は、その旨をお知らせいただければ優先してご対応します。今年も皆様のお役に立てるよう、スタッフ一同準備を進めています。
「書くことがない」月でも、文例4のように「時期に合わせたご案内」なら毎月書けます。
4. どの業種でも書ける1年分のネタカレンダー
「今月は何を書くか」を毎回考えるから止まります。1年分を先に決めておきます。
| 月 | ネタ | 一言メモ |
|---|---|---|
| 1月 | 年始のごあいさつ・営業開始日 | 今年の抱負を1行 |
| 2月 | 決算・年度末前のご依頼のお願い | 混み合う時期の目安 |
| 3月 | 年度末の休業・体制変更 | 人事異動、担当変更 |
| 4月 | 新年度のごあいさつ・新入社員 | 顔写真1枚で採用にも効く |
| 5月 | ゴールデンウィークの休業案内 | 4月中旬までに出す |
| 6月 | 上半期の完成・納品のまとめ | 実績の件数を1行 |
| 7月 | 夏季の営業時間・熱中症対策 | 現場のある業種は安全の取り組み |
| 8月 | お盆休業のご案内 | 7月中に出す |
| 9月 | 下半期のキャンペーン・新サービス | 料金の改定はここで予告 |
| 10月 | 資格取得・表彰・メディア掲載 | 信頼につながる |
| 11月 | 年内のご依頼の締切目安 | 「12月○日までにご相談を」 |
| 12月 | 年末年始休業・1年のお礼 | 11月中に出す |
これに「完成・納品のたびの報告」を足せば、月1回以上の更新は無理なく続きます。
5. お知らせ欄が無いサイトに追加する方法と費用
「そもそもお知らせ欄が無い」「あるが自社で更新できない」というサイトは、次の3通りで追加できます。
| サイトの作り | 追加の方法 | 費用の目安 | 自社での更新 |
|---|---|---|---|
| WordPress | 「投稿」をお知らせとして使い、トップページに最新3〜5件を表示する | 既にWordPressなら数万円〜。表示の追加とテンプレートの調整 | できる(管理画面から) |
| 固定HTML(制作会社が手作業で更新) | お知らせ部分だけをWordPressや簡易な更新の仕組みに置き換える。または全体をWordPressに作り直す | 部分置き換えで10万円前後〜、作り直しは制作費に準じる | 置き換え後はできる |
| 無料・格安のホームページ作成サービス | サービスの「ブログ」「ニュース」機能を有効にする | 無料〜サービスの月額内 | できる(ただしサービスの制約内) |
追加するときに決めておくこと:
- トップページに最新のお知らせを出すか(出したほうが「動いている」ことが伝わります)
- 一覧ページと個別ページを作るか(過去のお知らせが検索の入口になります)
- 誰が更新するか、更新の権限をどう渡すか
「自社で更新したいが操作が不安」という方は、「ホームページの更新を自分でするには?」の記事もご覧ください。
6. 月1回20分で続ける仕組み
お知らせ欄が続かないのは、やる気の問題ではなく、決めごとが無いからです。次の4つを決めれば、月1回20分で回ります。

- 担当と日を決める:「毎月第1月曜の朝、○○さんが書く」。担当が現場に出る業種なら、写真を送る人と入力する人を分ける
- ネタを先に決めておく:4章のカレンダーを社内で共有し、完成・納品があったら日付と写真だけメモしておく
- 型で書く:3章の型(題名・結論・お客様に関わること・一言・写真1枚)に当てはめる。推敲は最小限
- 止まったら外に頼む:2か月空いたら、更新代行に切り替える。文面は電話やメールで伝えるだけにする
「更新の操作」に時間がかかる場合は、仕組みのほうに問題があります。ログインに手間取る、画像のアップで止まる、公開しても反映されない、といったことが続くなら、保守会社に相談してください。
7. お知らせ欄と検索の関係
「お知らせを更新すれば検索順位が上がる」とは言えません。検索エンジンが評価するのは、更新の回数ではなく、検索する人の役に立つ内容です。ただし、次の効果は見込めます。
- 個別ページを作っていれば、「○○市 外壁塗装 完成」「△△ 年末年始 営業」のような具体的な語で見つかる入口が増える
- トップページが定期的に変わることで、検索エンジンが再訪する間隔が短くなり、新しい情報が反映されやすくなる
- 更新が止まったサイトに比べて、「今も運営されている」と判断されやすい
検索からの新規のお客様を本格的に増やすなら、お知らせよりブログ・コラムの役割です。検索対策の基本は「SEO対策とは?初心者でもわかるSEO対策の基本Q&A」の記事でご案内しています。
お知らせ以外にどんなページを、どの順で、月に何本増やすかは「ページ数の多いサイトがSEOに強い理由と、中小企業が「何を・どの順で・月に何ページ」増やすかの決め方」の記事にまとめています。
8. 更新代行に頼むときの費用と、弊社の立場
自社で続けるのが難しい場合、更新代行という選択があります。
| 頼み方 | 内容 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 都度依頼 | 文面と写真を送り、1件ずつ入力してもらう | 1件3,000〜10,000円 |
| 保守契約に含める | 月○件までの更新を保守料金内で | 月1万〜3万円(保守全体の費用に含む) |
| 文面作成まで含める | 電話やメールで内容を聞き取り、文面も作ってもらう | 1件1万円前後〜 |
弊社では、お客様に「いつ・何を載せるか」をお伝えいただき、入力・公開を代行しています。文面は、お客様からいただいた内容をもとに整えます。保守契約のお客様は、毎月の業務報告で更新の内容もご確認いただけます。詳しくは「ホームページの修正・更新代行」の記事と「ホームページ保守」のページをご覧ください。
9. お知らせ欄のチェック表
| 確認すること | できている |
|---|---|
| 最新のお知らせが3か月以内か | □ |
| トップページに最新のお知らせが表示されるか | □ |
| 題名だけで「いつ・何が」分かるか | □ |
| 休業案内は休業の2週間以上前に出しているか | □ |
| 料金・営業時間・所在地の変更がお知らせと各ページの両方に反映されているか | □ |
| 完成・納品の報告に写真が付いているか | □ |
| 担当者と更新日が決まっているか | □ |
| 1年分のネタが決まっているか | □ |
10. よくある質問
Q. お知らせは、どのくらいの頻度で更新すればいいですか?
A. 月1回以上が目安です。3か月以上空くと「止まっている」印象になります。完成・納品の報告と、季節のご案内を組み合わせれば、月1回は無理なく続きます。
Q. 書くことが本当にありません。
A. 休業案内、営業時間、繁忙期のご案内、スタッフの紹介、資格の取得など、会社が動いていれば必ずあります。4章のカレンダーから、今月の分を1つ選んでください。
Q. お知らせとブログは、分けたほうがいいですか?
A. 分けたほうが続きます。お知らせは短い連絡、ブログはお客様の疑問に答える長い記事です。混ぜると「お知らせに長文を書かなければ」と感じて止まります。
Q. 古いお知らせは消したほうがいいですか?
A. 消す必要はありません。過去のお知らせは「これだけ続けてきた」証拠になります。ただし、古い料金や終了したキャンペーンは、終了した旨を追記するか非公開にしてください。
Q. お知らせ欄を追加するのに、どのくらい費用がかかりますか?
A. WordPressなら数万円から、固定HTMLの部分置き換えで10万円前後からが目安です。作り直しを伴う場合は制作費に準じます。無料のホームページ作成サービスなら、機能を有効にするだけで済みます。
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