WordPressにAIの記事を自動投稿しても大丈夫?|会社のサイトで気をつける5つと、続けやすい使い方【2026年版】
公開日:2026.10.23 更新日:2026.10.24
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記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年以上。大学生の頃に約50サイトを制作・運営して収益化。ITシステム開発会社でSEを6年間経験したのち独立。東証プライム企業をはじめ、これまでに4,000サイト以上を改善。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウを、クライアント企業のWEB集客に活かしている。1年でアクセス数が715倍になった企業、売上が25倍になった企業など、法人実績多数。
こんにちは、株式会社ソライルの波多野です。
「AIで記事を書いて、WordPressに毎日自動で投稿できるツールがあると聞いた」
「記事を増やせば検索に強くなると言われたけれど、自動で載せて大丈夫なのか心配」
生成AIと、WordPressの投稿の仕組みを組み合わせると、記事の作成から投稿までを自動にすることができます。
記事を書く時間が取れない会社にとって、魅力的に見える方法です。
ただ、会社のホームページで「自動で公開」まで任せると、間違った内容がそのまま載ったり、似た記事ばかりが増えて、かえって検索での評価を下げたりすることがあります。
この記事では、Webが専門ではない経営者・ご担当者の方に向けて、次のことを順番にご説明します。
- AIの記事の自動投稿の仕組み
- Googleの考え方(AIの記事は検索で不利になるか)
- 会社のサイトで気をつける5つ
- 「下書きまで自動」にする、続けやすい使い方
- すでにAIの記事をたくさん載せてしまったときの見直し方
1. AIの記事の自動投稿の仕組み
自動投稿の仕組みは、大きく分けて次の3つの段階でできています。
| 段階 | すること | 使われるもの |
|---|---|---|
| 1. 題材を渡す | 書いてほしい題材や言葉を、あらかじめ決めておく | 一覧表、ツールの設定画面 |
| 2. AIが書く | AIが、題材に合わせて記事を書く | ChatGPTなどのAIのサービス |
| 3. 投稿する | できた記事を、WordPressに投稿する | WordPressのプラグイン、外部のツール |
3つ目の「投稿する」を「公開」にするか「下書き」にするかで、リスクが大きく変わります。
2. Googleは、AIの記事をどう見ているか
Googleは、AIを使って作ったかどうかではなく、読む人の役に立つ内容かどうかで評価する、という考え方を示しています。
一方で、検索の順位を上げることを主な目的に、人が手を入れていないページを大量に作ることは、スパムの方針に反するものとして扱われることがあります。
| 評価されやすい | 評価されにくい・問題になりやすい |
|---|---|
| 自社の経験や事例が入っていて、読む人の疑問に答えている | 題材だけを変えた、中身の薄い記事を大量に載せる |
| 事実が確かめられていて、誰が書いたかが分かる | 内容を誰も確かめずに、自動で公開している |
| 同じ題材の記事が整理されている | 同じような記事が何本も並んでいる |
つまり、問題は「AIを使うこと」ではなく、「人が確かめずに、大量に載せること」です。
3. 会社のサイトで気をつける5つ

1. 間違った内容が、そのまま公開される
AIは、料金・制度・手順などを、もっともらしく間違えることがあります。
自動で公開していると、誰も気づかないまま、お客様が間違った情報を読むことになります。
2. 似たような記事ばかりが増える
同じような題材を渡し続けると、言い回しを変えただけの記事が増えていきます。
同じ題材の記事が何本もあると、どの記事を検索に出せばよいかが分かりにくくなり、どれも上位に出にくくなります。
3. 検索で評価されにくくなることがある
読む人の役に立たない記事が増えると、サイト全体の評価に影響することがあります。
記事の数を増やしたのに、検索からのアクセスが増えない、むしろ減った、ということも起こります。
4. 会社の考えや人柄が伝わらない
お客様が会社のブログを読むのは、「この会社はどんな考えで仕事をしているか」を知りたいからでもあります。
どの会社のサイトにも載っていそうな記事では、問い合わせのきっかけになりにくくなります。
5. 仕組みそのものの管理が増える
自動投稿のプラグインやツールも、WordPressの一部として、更新や管理が必要です。
- プラグインの更新が止まると、弱点(脆弱性)が残る
- AIのサービスの鍵(APIキー)の管理と、利用料の確認が必要
- AIのサービスやツールの仕様が変わると、投稿が止まったり崩れたりする
外部のツールとWordPressをつなぐときは、管理者のアカウントを渡さないようにします。
記事の投稿だけができる「投稿者」などの権限で専用のユーザーを作り、そのユーザーの「アプリケーションパスワード」で連携すると、万一のときの影響を小さくできます。
使わなくなったら、そのアプリケーションパスワードを取り消します。
誰がこの仕組みを管理するかを、決めておく必要があります。
4. 続けやすい使い方:「下書きまで自動」にする
会社のサイトでおすすめするのは、「自動で公開」ではなく「下書きまで自動」にする使い方です。
| 段階 | 誰がするか | すること |
|---|---|---|
| 題材を決める | 人 | お客様からよく聞かれる質問、実際の仕事から選ぶ |
| たたき台を書く | AI | 題材と、自社の情報をもとに下書きを作る |
| 確かめて書き足す | 人 | 事実を確かめ、自社の事例や考えを書き足す |
| 公開する | 人 | 読み直してから、公開のボタンを押す |
| 見直す | 人 | 似た記事がないか、古くなっていないかを定期的に見る |
題材は、お客様の質問から選ぶ
検索の言葉の一覧から機械的に題材を選ぶより、お客様から実際に聞かれた質問を題材にするほうが、読む人の役に立つ記事になります。
電話やメールでよく聞かれることを、社内で書き留めておくと、題材に困りません。
数より、続けることを大切にする
毎日たくさん載せるより、月に数本でも、きちんと確かめた記事を続けるほうが、お客様にも検索にも伝わります。
記事を増やすときの考え方は、関連記事「ページ数の多いサイトがSEOに強い理由」でご紹介しています。
5. すでにAIの記事をたくさん載せてしまったら
自動投稿で記事が増えすぎた場合は、次の順番で見直します。
- 自動の公開を止めて、「下書き」に切り替える
- 記事の一覧を作り、題材が重なっているものをまとめる
- 事実の誤りがある記事を、直すか非公開にする
- アクセスがあり、役に立っている記事に、自社の事例を書き足す
- 中身の薄い記事は、より詳しい記事にまとめ、古い記事から転送(リダイレクト)する
記事を消したり、まとめたりするときは、検索からのアクセスが切れないように、転送の設定を合わせて行います。
設定のしかたは、関連記事「WordPressのリダイレクト設定(301転送)」でご紹介しています。
6. ご自身でするか、任せるかの目安
| 取り組み | ご自身で | 専門家に任せる |
|---|---|---|
| AIでたたき台を作り、確かめてから手で投稿する | できます | ― |
| 題材をお客様の質問から選ぶ | できます(社内でしかできません) | ― |
| 自動投稿のプラグインの導入・管理 | ― | 弱点の管理まで任せるのが安心 |
| 増えすぎた記事の整理と転送 | 一覧づくりまで | まとめ方と転送は相談 |
| 検索からのアクセスの見方 | ― | 相談 |
7. ソライルでのお手伝い
ソライルでは、AIを使った記事づくりの進め方や、増えすぎた記事の整理、検索で見つけてもらうための記事の題材選びのご相談を承っています。
ホームページ保守のスタンダードプラン以上では、WordPress本体・プラグインの管理を毎月行っています。
自動投稿のプラグインを入れている場合も、更新の状況をあわせて確かめます。
8. まとめ
- AIの記事の自動投稿は、題材を渡す→AIが書く→WordPressに投稿する、の仕組み
- Googleが問題にするのは、AIを使うことではなく、人が確かめずに大量に載せること
- 会社のサイトでは、間違い・似た記事の増加・評価の低下・人柄が伝わらない・仕組みの管理の5つに気をつける
- 「自動で公開」ではなく「下書きまで自動」にして、人が確かめてから公開する
- 増えすぎた記事は、まとめて転送し、役に立つ記事に自社の事例を書き足す
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営業のお電話はいたしません。
ホームページを使った集客を見直したい方は、Web集客コンサルティングのページもご覧ください。
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よくある質問
Q. AIで書いた記事を載せると、Googleから罰を受けますか?
A. AIを使ったこと自体で罰を受けるわけではありません。
ただ、検索の順位を上げることを目的に、中身の薄い記事を大量に載せると、スパムとして扱われることがあります。
Q. 毎日投稿したほうが、検索に強くなりますか?
A. 投稿の数そのものより、読む人の役に立つかどうかが大切です。
確かめていない記事を毎日載せるより、確かめた記事を月に数本続けるほうがおすすめです。
Q. 自動投稿のプラグインを入れるのは、安全ですか?
A. 更新が続いていて、利用者の多いものを選び、ほかのプラグインと同じように更新を続ければ、使うこと自体に問題はありません。
AIのサービスの鍵(APIキー)は、他人に知られないように管理します。
Q. AIの記事と人が書いた記事、どちらがよいですか?
A. どちらが書いたかより、内容が正しく、自社の経験が入っているかが大切です。
AIのたたき台に、人が確かめて書き足す形が、続けやすく、内容もよくなります。
Q. 記事に「AIで作成」と書く必要はありますか?
A. 今のところ、必ず書かなければならない決まりはありません。
ただ、誰が確かめて公開したかが分かるように、書き手や監修者を記事に載せておくと、読む人の安心につながります。
Q. すでに大量の記事を載せてしまいました。全部消したほうがよいですか?
A. 一度に全部消す必要はありません。
役に立っている記事は残して書き足し、重なっている記事や中身の薄い記事は、まとめてから転送します。
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