GoogleのAIモードで、会社は「条件で比べられる」ようになった|小さな会社のホームページに書いておきたい6つのこと【2026年版】
公開日:2026.11.06
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記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年以上。大学生の頃に約50サイトを制作・運営して収益化。ITシステム開発会社でSEを6年間経験したのち独立。東証プライム企業をはじめ、これまでに4,000サイト以上を改善。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウを、クライアント企業のWEB集客に活かしている。1年でアクセス数が715倍になった企業、売上が25倍になった企業など、法人実績多数。
こんにちは、株式会社ソライルの波多野です。
Googleの検索で、「AIモード」という欄を見かけるようになりました。
AIモードでは、お客様が「駅の近くで、土曜も開いていて、料金の目安が分かる整体院」のように、条件を重ねて質問できます。
AIは、いろいろなホームページを調べて、条件に合うところを理由とともに答えます。
AIモードは、日本語では2025年9月から使えるようになりました。
「AIモード対策」という言葉もよく見かけますが、特別な設定や道具が要るわけではありません。
Googleは、AIモードに出るための追加の条件はなく、AI専用の書き方や設定も要らない、と説明しています。
それよりも大切なのは、お客様が比べたい条件が、ホームページに書いてあるかどうかです。
この記事では、小さな会社の経営者・ご担当者の方に向けて、次のことを順番にご説明します。
- AIモードで、検索がどう変わるのか
- ホームページに書いておきたい6つのこと
- ご自分でできること、頼むこと
- 今は、やらなくてよいこと
1. AIモードで、検索がどう変わるのか
| これまでの検索 | AIモード | |
|---|---|---|
| お客様の調べ方 | 短い言葉で検索し、いくつかのホームページを開いて、自分で比べる | 条件を重ねて質問し、AIが答えをまとめる |
| AIの調べ方 | ― | 1つの質問を、いくつもの小さな検索に分けて調べ、答えを組み立てる |
| 選ばれる材料 | 検索結果の題名・説明文、ページの中身 | ホームページなどに書かれている事実(地域・料金・対応範囲など) |
Googleは、1つの質問を小さな検索に分けて調べるしくみを「クエリ ファンアウト」と呼んでいます。
「駅の近く」「土曜」「料金の目安」と条件ごとに調べるので、どれか1つでも書いていなければ、比べる材料に入りません。
つまり、ホームページに書いていない条件は、ないものとして扱われてしまいます。
2. ホームページに書いておきたい6つのこと

1. どこで、誰に向けて
対応している地域、来店か訪問か、オンラインでも受けるかを書きます。
「地域密着」とだけ書いても、どこまでが範囲かは伝わりません。
「〇〇市・〇〇町と、その周辺(車で30分ほど)」のように、具体的に書きます。
2. できること・できないこと
得意なこと、受けていないことを書きます。
「受けていないこと」も書いておくと、合わないお客様とのすれ違いが減ります。
AIが「この条件には合わない」と判断する材料にもなります。
3. 料金の目安
きっちり決められない場合も、「〇〇円から」「この条件で変わる」という目安を書きます。
金額を書きたくない場合は、「何によって料金が変わるか」「見積もりは無料か」だけでも書いておくと、比べる材料になります。
4. 流れと日数
申し込みから終わるまでの流れと、おおよその日数を書きます。
「最初の連絡から、いつ始められるか」は、お客様がよく気にする条件です。
5. 営業日・連絡の方法
営業日と時間、休みの日、問い合わせの方法を書きます。
Googleビジネスプロフィールの営業時間と、ホームページの営業時間が食い違っていないかも確かめます。
Googleも、ビジネスプロフィールの情報を新しく保つよう案内しています。
6. よくある質問と、実際の事例
お客様から実際に聞かれた質問と答え、手がけた事例を書きます。
質問と答えの形で書かれた文は、お客様にとっても、AIにとっても、答えを見つけやすい形です。
事例には、「どんな困りごとに、何をして、どうなったか」を、お客様の名前を出さない範囲で書きます。
3. 書くときに気をつけたいこと
| 気をつけたいこと | 理由 |
|---|---|
| ページによって、営業時間・地域・料金が食い違っていないか | 食い違いがあると、どちらが正しいか分からなくなる |
| 古い料金やキャンペーンが残っていないか | 古い情報のまま答えに使われることがある |
| 大切なことを、画像の中の文字だけで書いていないか | Googleは、大切な内容は文字で書くよう案内している |
| 「業界No.1」「地域一番」など、根拠のない言い方をしていないか | 大げさな言い方より、確かめられる事実のほうが信頼の材料になる |
AIの答えで、自社の情報が間違って出ている場合の直し方は、関連記事「ChatGPTやAIの答えで、自社の情報が間違っていたら」でご紹介しています。
4. ご自分でできること、頼むこと
| ご自分でできること | 制作会社などに頼むこと |
|---|---|
| AIモードで、自社の業種と地域を入れて質問してみる | 書き足す内容に合わせて、ページの構成を見直す |
| 6つのことのうち、書いていないものを書き出す | 新しいページ(よくある質問・事例など)を作る |
| 会社概要・サービスのページに、地域・料金の目安・営業日を書き足す | ページの中の情報を、検索エンジンに伝わりやすい形で整える |
| Googleビジネスプロフィールの営業時間・住所・ホームページの欄を確かめる | サーチコンソールで、ページが検索に登録されているかを調べる |
まず1つだけ試すなら、お客様が聞きそうな条件で、AIモードに質問してみてください。
「〇〇市で、土曜も対応している〇〇は?」のように入れます。
自社が出てこなかったり、出てきても条件が違っていたりしたら、その条件をホームページに書くところから始めます。
ページがそもそも検索に登録されていなければ、AIモードの材料にもなりません。
ページが検索に出てこないときの確かめ方は、関連記事「会社名で検索しても自社のホームページが出てこない」でご紹介しています。
5. 今は、やらなくてよいこと
- AIモードのためだけに、ホームページを作り直す
- AI専用のファイルや、特別な書き込みを足す
- 同じような記事を、数だけ増やす
- よく分からない「AI対策」の有料の道具に、すぐ申し込む
Googleも、AIモードのために特別な設定は要らないと説明しています。
まずは、今あるページに、お客様が比べたい条件を書き足すだけで十分です。
6. 頼むときに伝えること
ホームページの書き足しを頼むときは、次のことを伝えると、何をどのページに書くかを整理しやすくなります。
- どんなお客様に選ばれたいか(地域・業種・困りごと)
- お客様からよく聞かれる質問
- AIモードで試した質問と、そのときの答え(画面の写真)
- 書き足したいページと、今の困りごと
7. ソライルでのお手伝い
ソライルのWeb集客コンサルティングでは、お客様像を一緒に整理し、ホームページのどのページに何を書けばお客様に選ばれやすくなるかをご提案します。
検索やAIの答えに出てくる自社の情報を確かめ、食い違いがないかを見るところから始めます。
8. まとめ
- AIモードでは、お客様が条件を重ねて質問し、AIが条件に合う会社を理由とともに答える
- Googleは、AIモードのための特別な設定は要らないと説明している。大切なのは、条件が書いてあるか
- 地域と対象・できること/できないこと・料金の目安・流れと日数・営業日と連絡方法・よくある質問と事例の6つを書く
- ページごとの食い違い、古い料金、画像だけの文字、根拠のない言い方を直す
- 作り直しや有料の道具より先に、今あるページに条件を書き足す
「お客様に選ばれるために、ホームページに何を書けばよいか整理したい」という方は、ソライルのWeb集客コンサルティングのページもご覧ください。
まずは自社のホームページの状態を知りたい方は、無料サイト健康診断をご利用ください。
フォームにURLを入れて送っていただくだけで、通常1営業日以内に、メールで所見をお返しします。
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よくある質問
Q. AIモードに出るための、特別な設定はありますか?
A. Googleは、追加の条件はなく、AI専用の設定も要らないと説明しています。
ふつうの検索と同じように、ページが検索に登録されていて、大切な内容が文字で書かれていることが土台です。
そのうえで、お客様が比べたい条件をはっきり書くことが、まず取り組みたいことです。
Q. AIモードで答えが出ると、ホームページを見てもらえなくなりませんか?
A. 答えだけで済ませる人も増えています。
それでも、申し込む前には、くわしい内容を確かめにホームページへ来る人が多くいます。
来たときに、知りたいことがすぐ見つかるようにしておきます。
Q. AIモードからどれくらい人が来ているか、分かりますか?
A. Googleの説明では、AIモードからの表示やクリックも、サーチコンソールの検索のデータ(検索の種類「ウェブ」)に含まれます。
AIモードだけを分けて見ることはできませんが、問い合わせの数や、よく見られているページの変化と合わせて見ていきます。
Q. 料金を載せたくありません。それでも比べてもらえますか?
A. 金額を書かなくても、比べる材料は作れます。
「何によって料金が変わるか」「見積もりは無料か」「最低いくらから受けているか」のどれかを書くだけでも、条件で探しているお客様に伝わります。
Q. ブログを毎日書いたほうがよいですか?
A. 数より、お客様の質問に答えるページがあるかが大切です。
よく聞かれる質問から、1本ずつ書いていけば十分です。
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