404エラーとリンク切れの直し方|原因4つと見つけ方
公開日:2026.09.24
- Webサイト保守
- WordPress

記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年以上。大学生の頃に約50サイトを制作・運営して収益化。ITシステム開発会社でSEを6年間経験したのち独立。東証プライム企業をはじめ、これまでに4,000サイト以上を改善。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウを、クライアント企業のWEB集客に活かしている。1年でアクセス数が715倍になった企業、売上が25倍になった企業など、法人実績多数。
こんにちは、株式会社ソライル Web集客コンサルタントの波多野です。
「ページが見つかりません」。自分のサイトでこの画面が出ると、何か大きな問題が起きたように感じます。
404は「そのURLにページが無い」という意味です。同じようにサイトが見られなくなるものでも、403エラー(Forbidden)は「ページはあるが見る権限が無い」、500エラーは「サーバー側で処理が止まった」で、原因も直す場所も別です。番号が違えば、見る場所が違います。
先に、いちばん誤解されていることを書きます。404があること自体は、サイトの評価を下げません。Googleは「サイト内のいくつかのURLが404を返すことは、200を返している他のURLの検索結果での成績に影響しない」と明言しています。ですから、404の件数をゼロにすることが目的ではありません。
目的は、行こうとした人が行き止まりに当たらないようにすることです。順番に見ていきます。
まず、1ページだけか、サイト全体かを見分ける
ここで直す場所が大きく変わります。トップページを開いてみてください。
トップは出るのに、ある1ページだけ404。これはそのURLの問題です。下の原因1か2です。
トップは出るのに、記事も固定ページも全部404。これはWordPressのパーマリンク設定です。原因3を見てください。いちばん焦る症状ですが、直し方はいちばん簡単です。
トップページも含めて何も出ない。これは404ではなく、サーバーかドメインの問題です。サイトが消える3か所の期限|ドメイン・サーバー・SSLの更新忘れを防ぐを先に見てください。
404が出る原因は4つ
原因1 ページを消した、URLを変えた
いちばん多い原因です。記事を削除した。スラッグ(URLの末尾)を分かりやすく書き直した。カテゴリの構成を変えた。どれもURLが変わります。
変える前のURLは、検索結果にもブックマークにも残っています。そこを踏んだ人が404に当たります。対処は後半の「消したページをどうするか」に書きました。
原因2 リンクの書き間違い
サイト内のリンクを手で書いているときに起きます。よくある形は決まっています。
- 末尾のスラッシュの有無が違う
- httpsに変えたのに、リンクがhttpのまま書かれている
- 全角の文字が混ざっている
- 日本語のスラッグが、コピーしたときに壊れている
原因3 WordPressのパーマリンク設定が外れた
トップページだけ表示されて、他が全部404。プラグインを入れた直後やサーバーを移したあとに起きます。.htaccessに書かれているURLの変換ルールが失われた状態です。
直し方は拍子抜けするほど簡単です。管理画面の「設定」から「パーマリンク」を開き、何も変更しないまま「変更を保存」を押します。これで.htaccessが書き直され、元に戻ります。
原因4 よそのサイトから、古いURLでリンクされている
相手のサイトに載っているリンクが古いままの場合です。これは自分のサイトを直しても消えません。対処は後半に書きました。
リンク切れの見つけ方
自分で全ページを踏んで回る必要はありません。Search Consoleが教えてくれます。
Search Consoleを開き、左の「インデックス作成」から「ページ」を選びます。下のほうに「ページがインデックスに登録されなかった理由」という一覧があり、そこに「見つかりませんでした(404)」という行があります。ここをクリックすると、Googleが実際に見に行って404だったURLが並びます。
推測ではなく、Googleが見た結果なので確かです。Search Consoleの見方そのものはSearch Consoleは何を見ればいい?に書きました。
消したページをどうするか
出てきたURLを、3つに仕分けます。
中身を別のページに移したもの。301リダイレクトで新しいURLに転送します。外からのリンクや検索結果の評価が引き継がれます。
もう存在しないし、代わりもないもの。404のままで構いません。消えたものは消えた、と正しく伝えるのが本来の姿です。
間違ったURLでリンクされているもの。相手に直してもらうのが本筋ですが、連絡が取れないことも多いです。その場合は、そのURLを近い内容のページへ301で受け止めます。
ここで1つだけ、やってはいけないことがあります。見つからないURLをまとめてトップページに転送しないでください。Googleは、存在しないURLをトップに飛ばす処理について、サイトの理解とインデックスに悪影響があると説明しています。中身が対応していない転送は「ソフト404」として扱われます。数字の上では404が消えますが、中身は悪化します。
404ページ自体を、行き止まりにしない
404は起きるものだという前提に立つと、大事なのは404が出たあとです。
初期設定のままだと「ページが見つかりません」の一行で終わっていることがあります。そこに検索窓と、主要なページへのリンクを置いておくだけで、そのまま帰る人が減ります。
やりがちな失敗
- 公開後に記事のURLを変えて、301を入れ忘れる
- 404の件数をゼロにしようとして、関係のないページに転送してしまう
- サイト内リンクを絶対URLで書いていて、常時SSL化したときにまとめて切れる
- 日本語のスラッグを使っていて、共有された先でリンクが壊れる
- Search Consoleを見ていないので、そもそも404が出ていることに気づいていない
ソライルの場合
保守でお預かりしているサイトは、毎月Search Consoleの「見つかりませんでした(404)」を確認して、報告書に入れています。
自社のサイトも見てみました。この記事を書いている時点で11件ありました。中身を確認すると、もう存在しないテストページのように放置してよいものと、直すべきものが混ざっています。件数をゼロにするのではなく、1件ずつ仕分ける作業です。
できないことも書いておきます。よそのサイトに載っている間違ったリンクは、こちらでは直せません。相手に連絡してもらうか、こちら側で受け止めるページを用意するか、どちらかになります。
保守サービスの範囲内で無償に対応しているのは、DNSレコードの設定や編集です。301リダイレクトの設定や、サイト内リンクの一括修正は範囲外になるため、調査のうえで内容と費用をお出しし、ご了承をいただいてから着手します。
まとめ
- トップページが出るかどうかを見て、1ページだけか全体かを分ける
- 全部404ならパーマリンクを開いて、そのまま保存する
- Search Consoleの「見つかりませんでした(404)」でURLを一覧にする
- 移した/無い/間違い の3つに仕分けて、301か、そのままかを決める
- 404ページに検索窓と主要ページへのリンクを置く
404の件数は、ゼロが正解ではありません。行き止まりを減らすことが正解です。
月に一度、Search Consoleを開いて一覧を眺める。それだけで、気づかないまま放置される期間がなくなります。ホームページの管理情報は1枚にまとめる|引き継ぎで困らない6つの項目と同じで、決まった場所を決まった頻度で見るほうが、思い出したときに慌てて全部調べるより楽です。
よくある質問
404エラーがあると、検索順位は下がりますか
下がりません。Googleは、サイト内の一部のURLが404を返すことは、正常に表示されている他のURLの検索結果での成績に影響しないと説明しています。件数を無理にゼロにする必要はありません。
消したページは、全部トップページに転送すればいいですか
やめたほうがよいです。中身が対応していない転送は「ソフト404」として扱われ、サイトの理解とインデックスに悪影響が出ると説明されています。中身を移した先があるときだけ301にして、代わりがないものは404のままにしてください。
サイトの全ページが404になりました
トップページだけ表示されて他が404なら、WordPressのパーマリンク設定です。「設定」から「パーマリンク」を開き、何も変更せずに「変更を保存」を押してください。トップページも表示されない場合は、サーバーかドメインの問題です。
リンク切れを一度に見つける方法はありますか
Search Consoleの「インデックス作成」から「ページ」を開き、「見つかりませんでした(404)」の一覧を見るのが確実です。Googleが実際にアクセスして404だったURLが並びます。
よそのサイトから間違ったURLでリンクされています
こちらのサイトを直しても消えません。相手に修正を依頼するのが本筋です。それが難しい場合は、そのURLを近い内容のページへ301で転送して、来た人を受け止めてください。
自社サイトで404がどれくらい出ているか分からない、301の設定をどう入れればよいか分からない。そういうときはお問い合わせからご相談ください。
関連記事







