Googleアドセンスの審査に通らない原因と解決方法|企業サイト・オウンドメディア向け
公開日:2026.09.15 更新日:2026.10.07
- Web集客コンサルティング

記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年以上。大学生の頃に約50サイトを制作・運営して収益化。ITシステム開発会社でSEを6年間経験したのち独立。東証プライム企業をはじめ、これまでに4,000サイト以上を改善。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウを、クライアント企業のWEB集客に活かしている。1年でアクセス数が715倍になった企業、売上が25倍になった企業など、法人実績多数。
こんにちは、株式会社ソライル Web集客コンサルタントの波多野です。
Googleアドセンスに申し込んだのに審査に通らなかった、という相談は昔からよくあります。理由がはっきり書かれていないことが多いので、「何を直せばいいのか分からない」となりがちです。
この記事では、審査に通らない原因を「サイトの品質」の問題として整理し、次の申請までに見直す点を順番に書きます。2020年に書いた記事を、2026年9月時点のAdSense公式ヘルプに合わせて全面的に書き直しました。
この記事は、自社サイトやオウンドメディアを運営している企業・事業者の担当者の方に向けて書いています。
「審査に落ちた理由だけ教えてほしい」といった単発のご相談はお受けしておらず、ご支援は月額制のWeb集客コンサルティング(最低6か月)の中で行っています。
まず確認:通知に書かれている理由を読む
審査結果は、登録したメールアドレスと、AdSense管理画面の「サイト」に表示されます。理由の書き方は時期によって変わりますが、大きく分けると2系統です。
ひとつは「ポリシー違反」です。サイトのどこかに、Googleのサイト運営者向けポリシーに触れる内容がある、という指摘です。
もうひとつは「サイトの準備ができていない」系の指摘です。コンテンツの量や独自性が足りない、ナビゲーションが分かりにくい、運営者が誰か分からない、といった、サイトとしての体裁が整っていないという意味です。
どちらの系統かで直す場所が変わります。前者はコンテンツの中身、後者はサイトの作り全体を見直すことになります。
Googleが公開している資格要件
Googleが公式ヘルプで示しているAdSenseの資格要件は次のとおりです。
- ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあること
- 申し込むサイトのHTMLソースコードにアクセスできること
- サイトの所有権があること
- AdSenseのプログラムポリシーに準拠していること
- 申し込む本人が18歳以上であること(未満の場合は保護者のアカウントで申し込む)
企業サイトであれば、HTMLへのアクセス権と所有権は通常問題になりません。制作会社に管理を任せている場合は、コードを入れられるかだけ先に確認しておいてください。
「通らないコンテンツ」と「広告が付きにくいコンテンツ」は別物
以前は「アルコールやギャンブルを扱うサイトは通らない」と言われることが多く、この記事の旧版にもそう書いていました。現在の公式ヘルプでは、内容によって2つに分かれています。
禁止コンテンツ(広告を掲載できない)
違法なコンテンツ、知的財産権の侵害、危険または中傷的なコンテンツ、誤解を招く表現、信頼性がなく有害な文言、欺瞞行為、性的描写が露骨なコンテンツなどです。これに該当すると審査には通りません。
制限コンテンツ(掲載はできるが、広告が付きにくい)
タバコ、アルコールの販売や乱用、オンラインギャンブル、銃や武器、危険ドラッグ、処方薬、未承認の医薬品やサプリメントなどです。禁止ではありませんが、公式ヘルプには「有効な広告ソースが減少し、場合によっては広告が表示されなくなることもある」とあります。
医療・健康・金融は、この2つのどちらにも列挙されていません。ただし、根拠のない効果や成果をうたう表現は「信頼性がなく有害な文言」や「誤解を招く表現」に当たる可能性があります。企業サイトで審査に落ちる場合、業種そのものより、こうした表現が原因になっていることがあります。
不合格になったサイトで多い7つの原因と直し方
ここからは、私たちが実際に見てきたサイトで多かった原因を順に挙げます。
独自コンテンツになっていない
いちばん多い原因です。他社サイトの文章を言い換えただけの記事、自社の別ページとほぼ同じ内容のページ、生成AIで作った文章を編集せずに載せたページは、Googleから見ると「他にもある情報」です。
直し方は、自社にしかない情報を入れることです。自社の事例、現場で実際にあった質問と回答、担当者の経験、数字の出る実績など、他社が書けない部分を中心にします。企業サイトはこの点で個人ブログより有利です。
内容が薄い
「1記事1,000文字以上、20記事」という目安をよく見かけます。これはGoogleが公式に示している基準ではなく、経験則です。5ページで通ったサイトもあれば、30ページで落ちたサイトもあります。
数を増やすより、1ページごとに「読んだ人の疑問がその場で解消するか」で見直してください。
見づらい・使いづらい
文字だけで改行のないページ、スマートフォンで崩れるレイアウト、どこに何があるか分からないメニューは、「ナビゲーションが分かりにくい」と判断されます。画像や図は、内容の理解を助けるものを適切に入れます。
運営者情報がない
会社概要、所在地、代表者名、連絡先が見つからないサイトは、誰が責任を持って運営しているのか判断できません。企業サイトなら会社概要ページを置き、フッターからたどれるようにしてください。記事に監修者や執筆者を表示するのも有効です。
プライバシーポリシーがない、またはポリシーに触れる内容がある
プライバシーポリシーの掲載は必須です。加えて、サイト全体をプログラムポリシーと照らし合わせ、該当しそうな表現や画像があれば直します。
お問い合わせ先がない
ユーザーが運営者に連絡できる手段が必要です。お問い合わせフォームが無い場合は設置してください。
サイトが未完成のまま申請している
「準備中」のページ、リンク切れ、テスト用に置いたままのページ、noindexが残ったページは、サイトが完成していないと見なされます。公開前の状態で申し込んでも審査されません。
企業サイトにアドセンスを入れるべきか
ここで一度、立ち止まって考えていただきたいことがあります。そもそも御社のサイトに、アドセンスを入れる必要があるのか、という点です。
企業サイトの目的は、自社の商品やサービスについて問い合わせや購入をしてもらうことです。アドセンスを入れると、ページに他社の広告が表示されます。読者がその広告をクリックすれば数円から数十円の収益になりますが、その読者は御社のサイトから離れます。
売上は「集客 × 成約率 × 単価」で決まります。仮に月1万人が訪れるサイトで、広告収益が月数千円だったとします。同じサイトで、広告によって問い合わせ率が0.1%下がると、月10件の問い合わせが減る計算です。1件の受注金額を考えれば、どちらが大きいかは明らかです。
アドセンスが向いているのは、情報提供そのものを事業にしているメディアサイトや、自社サービスへの導線を持たない記事群を独立して運営している場合です。自社サービスの問い合わせが目的のサイトには、私たちは原則としてお勧めしていません。
もし入れるのであれば、順番があります。先にサイトの目的とゴールを決め、それを達成するためのコンテンツを整える。審査に通るサイトの条件は、そのまま「読者の役に立つサイト」の条件なので、この順番で作れば審査は結果としてついてきます。収益手段は最後に決めれば十分です。
【再チェック】申請前の最終チェックリスト
見直しが終わったら、申請前にもう一度確認してください。
- 禁止コンテンツに該当する内容がない
- 制限コンテンツを扱う場合、広告が付きにくいことを理解したうえで申請している
- プライバシーポリシーを掲載している
- お問い合わせフォームがある
- 会社概要(運営者情報)がある
- 他サイトや自社の別ページのコピーになっている記事がない
- 各ページが読者の疑問に答える内容になっている
- スマートフォンで見て崩れていない
- 準備中ページ・リンク切れ・noindexの残りがない
- サイトが公開されている
ソライルはどこに当たるのか
最後に、私たちの立ち位置も書いておきます。できないことを先に書きます。
審査に落ちた原因だけを教える単発のご相談は、お受けしていません。申請作業の代行だけのご依頼も同様です。審査に通ることの保証もできません。
私たちが行っているのは、月額制のWeb集客コンサルティングです。ライトプランは、メールやチャットでの助言と初回の簡易診断が中心です(月額55,000円・税込〜)。
スタンダードプラン以上では、毎月の調査分析から改善施策の実行、効果検証までを私たちが手を動かして行います(月額220,000円・税込〜)。
毎月の打ち合わせと報告書があり、最低契約期間は6か月です。代表がすべて担当する形なので、年間10社限定でお受けしています。
アドセンスの審査は、このコンサルティングの中では「アドセンス対策」として扱いません。サイトの目的とターゲットを決め、コンテンツの設計を見直した結果として通る、という順番です。
個人事業主の方もご契約いただけます。料金とプランの内容はWeb集客コンサルティングのページに公開していますので、先にご覧いただいたうえでご判断ください。
Googleアドセンスの審査に通らない原因と解決方法、まとめ
- 通知の理由は「ポリシー違反」と「サイトの準備ができていない」の2系統。どちらかで直す場所が変わる
- 禁止コンテンツと制限コンテンツは別物。タバコ・アルコール・ギャンブル等は掲載できるが広告が付きにくい
- 多い原因は、独自性の不足、内容の薄さ、見づらさ、運営者情報・ポリシー・問い合わせ先の欠落、未完成のまま申請
- 記事数や文字数の目安は公式基準ではない。読者の疑問が解消するかで見直す
- 企業サイトは、そもそもアドセンスを入れるべきかを先に判断する。自社サービスの問い合わせが目的なら原則不要
- 審査に通るサイトの条件は「読者の役に立つサイト」の条件と同じ。目的とコンテンツ設計を先に整える
申請回数に制限はありません。上の点を見直してから、あらためて申請してみてください。
よくある質問
Q. 審査に落ちた原因だけ教えてもらえますか?
単発のご相談はお受けしていません。コンサルティング契約の中で、サイトの目的やコンテンツ全体と合わせて見直す形になります。
Q. ライトプランで、申請作業を代わりにやってもらえますか?
ライトプランは助言のみです。作業の実行はスタンダードプラン以上でお受けしています。
Q. 個人事業主・個人ブログでも契約できますか?
月額制・最低6か月のコンサルティング契約をご負担いただける方であれば、個人事業主の方もご契約いただけます。単発のご相談やアドバイスのみのご依頼はお受けしていません。
Q. コンサルティングを受ければ審査に通りますか?
保証はできません。審査に通るサイトの条件(役に立つ独自コンテンツ、運営者情報、お問い合わせ先、ポリシー準拠)を満たすよう、一緒に整えていくことはできます。
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審査に通らない原因がサイトの作りにありそうなときは、お問い合わせからご相談ください。
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