WEBコンサル

WordPressの複数ドメイン設定方法(マルチサイト機能)

こんにちは。株式会社ソライル、Webコンサルタントの波多野です。

発信したい内容にあわせて、WordPressで複数のサイトを構築したい場合、ドメインごとにWordPressをインストールしなければいけないと考えていませんか?

しかし、WordPressには「マルチサイト機能」という便利な機能があります。
マルチサイト機能とはどのようなものなのかを知り、構築後の管理における利便性なども含め検討したほうが良いです。

そこで今回は、3つの方法がある「マルチサイト機能」についてご紹介します。
また、マルチサイト機能を利用する場合、メリット、デメリットがあるのであわせて解説します。

これを読んで、自身のWebサイトに最も適した方法で複数ドメイン化の対応について検討することをおすすめします。

マルチサイト機能は大きく3つ

マルチサイト機能は、1つのシステムで複数の異なるサイトを作成できるため便利です。
また、プラグインやテーマなどの管理も一括で行えるといった運営する側にとってのメリットも多数あります。

WordPressのマルチサイト機能は、大きく分けて3つありますので、それぞれどのようなものなのかをご紹介します。

サブディレクトリ型

まずはサブディレクトリにWordPressをインストールする方法です。

サブディレクトリとは、

sorairu.co.jp/★★★

上記「★★★」の部分を指し、これをディレクトリと呼びます。

例えば弊社ソライルのサイトにあてはめると

sorairu.co.jp/blog

上記「blog」の部分が該当します。

メインで運用しているWebサイトの内容と大きくかけ離れていない関連性のある内容について追加掲載していきたい場合、このサブディレクトリ型で運用を行う場合が多いです。

サブディレクトリ型は、SEOとしてのドメインパワー評価を受けやすくすると言われているので、検索順位アップの効果も期待できます。

サブドメイン型

サブドメイン型は、

「sorairu.co.jp」というメインで運営しているドメインに対して、「blog.sorairu.co.jp」というサブドメインを作成する方法です。

サブドメインを使用する場合のイメージは、例えば弊社のようにWebサイトのコンサルなどの請負についての情報掲載をメインのドメインで行っているのに対し、Webサイトを構築するためのエンジニアなどにむけた教室運営を新たに行う場合、サブドメインを作り、そちらで情報掲載を行うといったイメージです。

内容としては同じWebサイト関連だが、ターゲットとなるユーザーが異なるので、サブドメイン型を利用して作成すると、わかりやすく情報掲載を分けられます。

複数ドメイン(別ドメイン)型

複数ドメイン型は、新たに全く異なるドメインを取得する方法です。

既存のサイトとは全く異なる内容の情報掲載を行いたい場合は、別ドメインを取得して、複数ドメインで運用することが多いでしょう。

例えば、弊社のようにメインで運営しているサイトはWebコンサル業についての情報掲載ですが、別軸でケーキ屋を始める場合、それは全く関連性のない別事業となるため、あらたに別のドメインを取得してWebサイトを作成するといったイメージです。

ただしマルチドメイン機能を利用した複数ドメインであれば、WordPressは一つで管理できるので、バラバラに作成するようも管理面でメリットがあります。

ドメインが異なるため、既存サイトとは別物判断されるため、SEOの恩恵はありません。
また、他のマルチドメイン機能の方法と異なるのは、新たにドメインを取得するため、ドメイン代が必要になります。

マルチサイト機能のメリット

続いて、マルチサイト機能を使った場合のメリットについてご紹介します。

1つのドメイン管理で複数のサイトを作成できる

マルチサイト機能を利用すると、WordPressのインストールが一つだけで済むため、設定の手間がかかりません。

また、WordPressのバージョンアップなどによる更新対応も一つだけ行えば良いので、運用をしていく面においてもとてもラクです。

複数ドメインをバラバラに作成し、それぞれにWordPressをインストールしている場合、このようにはいかないので大変便利な機能と言えるでしょう。

プラグインやテーマ管理・更新が一括でできる

WordPressを運営する際に利用するプラグインやテーマも、マルチサイト機能であれば共通で利用できるメリットがあります。

共通で利用できるということは、例えばレイアウトを変更したり、デザインを変更したりなどのカスタマイズを加える際にも、一つのテーマを更新すればよいだけなので手間のかかり具合が全く異なります。
つまり、似たようなデザインサイトを量産したい場合も、マルチサイト機能を利用すると楽して制作を行うことができるということです。

また、バージョンアップが行われた際の更新対応も同様に楽に行うことができるので、マルチサイト機能のメリットをより実感できるでしょう。

ただし、テーマやプラグインによってはマルチサイト機能に未対応のものもありますので、使用する場合は必ずインストールする前にマルチサイト機能に適用しているかどうかを確認しましょう。

ログインユーザーが一括管理できる

サイト全体の設定を行うサイトネットワーク画面で、ユーザー名とメールアドレスを登録しておけば、マルチサイト機能で作成しているすべてのWebサイトに対しユーザーアカウントが追加されます。

複数のユーザーで利用する場合、ユーザーにより投稿を行える範囲などを設定できるので便利かつ管理がしやすいです。

Webサイトを別々で管理している場合、各Webサイトに対し、それぞれにユーザー登録をしたり、設定したりをしなければいけないので、こういった細かな設定・管理面においてもマルチサイト機能の利便性を実感できるでしょう。

サブディレクトリ型はSEOに有効

サブディレクトリ型は、ドメインパワーの強化につながるため、もともとのWebサイトにサイトパワーがあれば、その恩恵を受けやすくなるため作ったばかりのページでも検索順位が上がりやすくなります。

この傾向はサブドメイン型にも多少言えることですが、関連性のある内容であればサブディレクトリ型で作成したほうが断然効果があると言えます。

集客を行う上でSEO対策は欠かせない施策なので、この点は十分考慮したうえで作成を行った方が良いでしょう。

マルチサイト機能のデメリット

マルチサイト機能は、残念ながら良いことばかりではありません。
デメリットもあるため、ご紹介します。
マルチサイト機能を利用するかどうかの判断は、デメリットもしっかりと理解したうえで決めましょう。

マルチサイト対応していないプラグインがある

マルチサイト機能を利用することで、プラグインの更新・管理の利便性があがるとご紹介しましたが、すべてのプラグインがマルチサイト機能に対応しているわけではありません。

そのため、使いたいと思っているプラグインがある場合は、必ず事前にマルチサイト機能に対応しているかどうかを確認してください。

せっかくマルチサイト機能を利用しても、使いたかったプラグインが適用できないと複数ドメイン運用を行う上で必要な機能を実装できないため、その対応自体が無意味となってしまう場合があります。

その場合はマルチサイトに拘らず、サイトごとにWordPressをインストールして実装したほうがそのWebサイトにとってはメリットがあると言えるでしょう。

動作が重くなる

マルチサイト機能を利用すると、サーバーへの負荷が増えるため、挙動が遅くなってしまう場合があります。

そのため、マルチサイト機能の活用を検討する場合は、利用するサーバーのスペックが十分に足りているかを確認しましょう。

サーバー負荷がかかり、サイト表示に影響するとユーザー離脱にもつながるため、この確認も重要です。

マルチサイト機能を解除したくなった場合

マルチサイト機能を利用してみたものの、その後、使用したいプラグインが出てきた際に実は対応していなかったり、あるいは思っていた利便性が自社のWebサイトにとっては大した利便性につながらなかったという場合は、マルチサイト機能を解除し、元のプレーンな状態に戻すことができます。

但し、作成した記事などのURL変更、カテゴリや画像の修正など、各種対応すべきことが出てきますので解除作業自体はそれなりに手がかかります。

実際に使用してみなければわからない面もあるので難しい判断となる側面もありますが、解除せず快適に利用できるよう、どのような運用をしたいのかをあらかじめしっかりと考えてから実装することをおすすめします。

WordPressの複数ドメイン設定方法(マルチサイト機能)まとめ

WordPressの複数ドメインが必要になった場合、マルチサイト機能の利用はとても便利ですが、一方でデメリットもある点は否めません。

また、マルチサイト機能を実装、あるいは解除を行う場合、いずれにせよある程度知識をもっていたほうが良いでしょう。

もしも自社サイトでWordPressの複数ドメイン利用を検討している場合は、ソライルにご相談ください。
どのような方法で複数ドメイン化にすればよいかのアドバイスはもちろん、自社で行うことが難しい場合は、ソライルで対応させていただくことも可能です。

また、ソライルでは、運用時のことも考え、Webサイトに必要な保守全般をお引き受けする最適なプランもご用意しているので、興味があればぜひ下記ページも参考にしてみてください。

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