弁護士のWeb集客を成功させる秘訣と失敗しないポイント

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記事の監修

IT・WEB集客の専門家

波多野 明仁(Akihito Hatano)

WEB業界歴20年。学生時代に50サイトの制作・運営を行い収益化を達成。その後、ITシステム開発会社にてSEを6年間経験し独立。東証プライム企業をはじめ4,000サイト以上を改善してきた実績あり。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウをクライアント企業のWEB集客に活かし、日々活躍中。1年でアクセス数が715倍に増加した企業や、売上が25倍に増加した企業など、法人クライアントの実績多数。

こんにちは、Web集客コンサルタントの波多野です。

弁護士の数は年々増えており、日本弁護士連合会に登録している弁護士の2020年の人数は過去最高の42,164名です。日本国内の人口は年々減少しているのに対し、弁護士の人数は右肩上がりで伸びています。

このように年々増えている弁護士の中から、自身の弁護士事務所を見つけてもらうための最も効率の良い方法のひとつがWeb集客です。

そこで今回は、弁護士のWeb集客を成功させるための秘訣と、せっかく行ったWeb集客が失敗に終わらないよう気を付けるべきポイントについてご紹介します。

ソライルではWeb集客の初心者の方でもしっかりと学んで実践に活かすことができるオンライン学習教材もご用意していますので、もしこのコラムを読んでもっと学んでみたいと思った場合はぜひお問い合わせください。

参考:日本弁護士連合会「基礎的な統計情報(2020年)」弁護士数の推移/男女別年齢構成/男女別弁護士数の推移(PDF)

弁護士にもWeb集客が重要な理由

一般的に、人々が何か困った時にまず行う行動の一つがWebでの情報検索です。これは、弁護士が必要になった時も同じです。

その理由は、弁護士の知り合いや、知人経由での紹介がない場合、Web検索を行って探すのが最初のアクションとしては簡単だからです。

そのため、弁護士もWeb集客による対策をしっかりと行っておかなければ、顧客を獲得していくことは難しいと言わざるを得ません。

まずはWeb集客がなぜ弁護士にとって重要なのか、もう少し詳しくご紹介します。

ターゲットを絞ることができる

Web集客では、顧客ターゲットとなりうるユーザーを絞って宣伝することが可能です。

例えば、離婚するため弁護士が必要になったユーザーがWebで弁護士を探す際、「弁護士 離婚相談」といった離婚と弁護士に関連するキーワードでWeb検索を行います。

そのため、この「弁護士 離婚相談」というキーワードで検索された際に、自社のホームページが検索結果の上位に表示されるよう対策を行ないます。もしも離婚案件を得意とする弁護士なのであれば、ピンポイントで該当の内容について相談をしたいと考えているユーザーに即座にアプローチできるというわけです。

離婚に限らず、何についての弁護相談を強みにしているかを明確にすることで、弁護士を今まさに求めているユーザーにターゲットを絞ってアプローチできるのがWeb集客の最大の強みです。

効率的に集客できる

ターゲットを絞ってWeb集客を行うことができるということは、自身では受けない内容の弁護相談案件が来ることを減らすこともできます。

Web集客は闇雲に集客を行うと、自身の弁護士事務所では受けないような案件や、弁護士が介入する必要のない相談なども来てしまいます。しかし、きちんとターゲットを絞ることで案件になる顧客につなげていくことができます。

また、Web集客の方法を理解してやり続けることで、毎度開始当初と同様の時間をかける必要がなくなるため、効率的に集客を行うことができます

チラシ配りをしたり、いつ来るかわからない顧客を事務所で待ち続けたりする必要もなくなるでしょう。

人となりを知ってもらうことができる

ホームページやSNSを駆使することで、弁護士自身の「人となり」を知ってもらうことも可能です。

一般的に弁護士などの士業に相談を行うことは、とてもハードルが高いことです。しかし、弁護士自身の人となりがわかるよう自ら顔を出して日頃から役立つ情報を発信し続けることで、ユーザーは親近感を持ってくれるようになります。

これにより、弁護士が必要になった際、「いつも見ているあの弁護士に相談してみよう」と考えてくれるようになります。

「他の弁護士ではなく、あなたに依頼したい」とお問い合わせをしてもらえるということは、その弁護士に相談したいと考えてきてくれる顧客なので話しもスムーズにしやすいですし、その弁護士の得意分野を理解してくれているため案件に繋がる可能性が高いというメリットもあります。

弁護士のWeb集客におすすめの方法と秘訣

Web集客の重要性がわかったところで、ここからは弁護士がWeb集客を行う際、具体的にどのような方法があるのかについてご紹介します。

SNS広告

SNS広告とは、InstagramやFacebookなど、ソーシャルネットワークサービスに有料で出稿する広告のことです。

SNS広告には以下のようなものがあります。
・Instagram
・Facebook
・Twitter
・YouTube
・LINE

少額の広告費から出稿することが出来、内容によっては多くの人に拡散してもらえる場合もあります。また、ターゲットをしっかりと定めることで無駄な出費を抑えることができます。

■SNS広告を活用する秘訣
・SNSを見ているユーザーの現在地や年齢層など、様々な属性で絞って広告出稿を行うことができるので、どのようなユーザーにアプローチしたいかをしっかり考えましょう。
・動画や画像などを活用してユーザーの目に留まりやすい内容にすることも重要です。

公式SNSの運用

公式SNSとは、自社のアカウントを取得して、そのSNSを運用することです。

SNSには以下のようなものがあります。
・Instagram
・Facebook
・Twitter
・YouTube
・LINE

こちらは無料で実施することができます。
内容によっては拡散してもらえる効果も期待できます。
SNSは、フォロワーやとチャンネル登録者が増えれば増えるほど効果的です。

■SNSを活用する秘訣
・配信する内容を吟味することが大切です。ユーザーが何を求めているかを考えて発信し、フォロワーやチャンネル登録者数を増やしましょう。
・フォロワーを増やすためには、日々地道な配信が必要です。すべてのSNSを利用すると手間がかかるため、弁護相談の内容に合いそうなターゲットが利用するSNSから始めるのがおすすめです。

SEO対策

ブラウザで欲しい情報を検索する「自然検索」からの流入の代表が、「SEO」です。

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略です。GoogleやYahoo!の検索結果で自社のホームページを上位にランクインさせられるよう施策を行うことで、見込み客となるユーザーにクリックしてもらう機会を増やし、訪問してもらえるようにします。

例えば先に挙げたような「弁護士 離婚相談」といったようなキーワードで検索をした際に、上位に表示させるのがこのSEO対策です。

検索結果で1ページ目の上位に表示されれば多くのユーザーが自社のWebサイトに訪れてくれるようになるため、とても重要な対策と言えます。

SEO対策は、自社内で行えば無料で対策を講じることができますが、その対策を行うためにはSEOに関する様々な知識を身に着けること、そして継続して地道に対策し続けることなどが求められます。

しかし、時間がかかってもWeb集客には欠かせない施策であり、また、うまく対策を講じることができれば、広告費をかけずに自社の好きなタイミングで良質なユーザーを集客することができるようになるためやる価値は十分にあります。

ターゲットを明確に絞ることで、自社の弁護内容に合う顧客を獲得できるのもSEOの強みです。

■SEOを活用する秘訣
・ターゲットとなるユーザーがどのようなキーワードで検索を行うか、しっかり吟味してから施策を行いましょう。
・自身が発信したい一方的な内容ではなく、ユーザーが求めている情報を発信するコンテンツ作成を行うことを意識しましょう。

SEO対策については下記コラムでご紹介していますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。

あわせて読みたい
SEO対策とは?初心者でもわかりやすいSEO対策の基本Q&A

リスティング広告

リスティング広告は、Googleなどの検索結果の画面上部に表示される広告枠のことです。
広告枠なので、有料での出稿となります。

ユーザーが検索エンジンで情報検索を行うと、検索結果ではWebサイトのURLの前に「広告」と表示されるため、見るとすぐに広告なのだとわかります。そのため、SEOよりはクリックされる確率は低いと言えます。

ただし、リスティング広告は検索されたキーワードと関連のある広告を表示するため、ニーズが明確な顕在層にいち早くアプローチすることが出来ます。ユーザーが欲しい情報にマッチした広告出稿を行えば、十分に効果を発揮できる可能性があります。

また、リスティング広告のメリットは、SEOとは異なり、開始するとすぐに結果を出すことが出来ると言う点です。ユーザーニーズに合っていて、なおかつよりピンポイントなキーワードを選択して出稿すれば、今まさに弁護士を探しているユーザーにリーチできます。

ただし、広告出稿料が発生しますので、やり続ければそれだけ費用がかさみます。そのため、SEOの効果が出るまで、SEO対策と並行して行うのが良いでしょう。

■リスティング広告を活用する秘訣
・ターゲットとなるユーザーがどのようなキーワードで検索を行うか、しっかり吟味してから施策を行いましょう。
・リスティング広告用に作成するWebページは、わかりやすく明確で、すぐに問い合わせをしたくなるような内容を意識しましょう。

MEO対策

自分の住まいや会社の近くにある弁護士事務所を探しているユーザーを集客する際に、強みを発揮するのがMEO対策です。

MEOは、Google Mapの検索結果で上位表示させるために最適化をはかることで、別名「ローカルSEO」とも呼ばれています。

ユーザーの現在地、あるいはユーザーが入力した地域名+弁護士などキーワードから情報を表示するため、場所も特定して弁護士事務所を探しているユーザーにピンポイントでアプローチすることができます。

■MEOを活用する秘訣
・「名前」「住所」「電話番号」の3つをしっかりと入力し、自社のホームページやSNSなどの情報と全く同じ内容にすることが大切です。表記ゆれはNGです。
・MEOでは口コミも問い合わせをもらうための重要な判断要素になるので、良い口コミを集める努力が必要です。

MEO対策については、以下のコラムで詳しくご紹介していますのでぜひあわせてお読みください。

あわせて読みたい
MEO対策は地域密着型の事業に最適!SEOとの違いとは?

弁護士ポータルサイト掲載

全国の弁護士が登録しているポータルサイトも、使い方によっては有効です。

例えば何か欲しい商品がある時、まずamazonや楽天などのサイトを見に行く人は多いでしょう。それと同様に、弁護士が必要と感じた時に多数の弁護士が登録されているポータルサイトを見ることで簡単に弁護士を探すことができるため、ユーザーにとっては便利なサイトと言えます。

弁護士の代表的なポータルサイトには以下のようなサイトがあります。

・弁護士ドットコムhttps://www.bengo4.com/lawyer/
・弁護士ナビhttps://asiro.co.jp/lp02/

内容に沿って登録を行うだけなので、SEOのようにコンテンツをゼロから作成したり、リスティング広告のようにページの作成を行なったりする必要がない分、楽に始められます。

ただし、ユーザーの目に留まるようにするためには多少費用は発生しますし、基本的には多くの弁護士の中から自分を選んでもらうのを待つことになります。

なお、上記のほかに「法テラス」というWebサイトもあります。

ただしこちらは上記2つとは異なり、法務省が管轄する国のポータルサイトとなっています。法テラスを利用するためには、法テラスに所属する弁護士として雇用される必要があります。

・法テラスhttps://www.houterasu.or.jp/housenmonka/index.html

■弁護士ポータルサイトを活用する秘訣
・他の弁護士と比較して、この弁護士に依頼したいと思ってもらえるようプロフィールの内容を魅力的に見せましょう。

弁護士のWeb集客で失敗しないための3つのポイント

弁護士がWeb集客を行なう際に失敗しないためにも、以下の3つのポイントをしっかりとおさえておきましょう。これは、どのWeb集客方法を実施するにせよ、重要なポイントとなります。

集客したいターゲットを明確にする

どのようなユーザーを集客したいのか、ターゲットを明確にすることはとても重要です。

Web集客の強みは、アプローチするターゲットを絞って施策を実施することができる点です。きちんとターゲティングを行って施策を実施することで、無駄なくピンポイントで顧客獲得ができるようになります。

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すぐに活かせる!ペルソナ設定を行う具体的な方法と注意点

弁護士としての強みを明確にする

年々増えている弁護士の中から選んでもらうためには、自身の弁護士としての強みを明確に見せることも大切です。

ユーザーが相談したいことは明確です。
そのため、相談したい内容を強みにしている弁護士だとわかれば、必ず問い合わせにつなげることが出来るようになるでしょう。

受注すべき案件かどうか見極める

Web集客はやり方により、幅広い層にアプローチが可能です。

一見、良いことのように感じるかもしれませんが、自社が得意としていない案件はもちろん、内容があいまいな弁護相談については無駄な時間をとられるだけとなってしまいます。
事務所内の弁護士の人数は限られるため、Web集客により問い合わせが入ったユーザーの内容が受けるべき案件かどうかを見極める必要があります。

例えば、問い合わせ内容があいまいなものが多く判断しづらいと感じる場合は、問い合わせフォームの内容を見直すのも一つの手です。問い合わせフォームの内容が、名前と相談内容だけを入力する簡単なものの場合、誰でも気軽に問い合わせが出来る分、案件につながりにくい内容も多く送信される場合があります。

一方、問い合わせフォームの入力内容をより細かく設定することでユーザーの入力時のハードルが上がるため、いたずらやあいまいな内容の問い合わせは減る場合があります。

問い合わせの件数自体は減るかもしれませんが、案件になりにくい問い合わせを減らすことができれば、結果的に効率的と言える場合もあるので検討すると良いでしょう。

弁護士のWeb集客を成功させる秘訣と失敗しないポイント、まとめ

弁護士もWeb集客をしなければ顧客を集めにくい時代です。

しかし、法には長けていても、Webに関する知識は全く持っていない弁護士の方がほとんどではないでしょうか。

もしもWeb集客を行うための具体的に必要な知識を持ち合わせているメンバーがいないけれど、これから自社でWeb集客を行っていきたいと考えている場合は、ぜひソライルにご相談ください。

ソライルでは、これまで様々なWebサイトの集客に携わってきたノウハウを詰め込んだオンライン学習教材をご用意しています。

誰でもわかりやすくWeb集客について学ぶことができるため、Webに関する知識がないと言う方でもWeb集客に関する実践で使える知識をしっかりと身に着けることが可能です。

WebマーケティングやWeb集客を内製化したい中小企業の経営者の方、WEB制作会社の経営者、Webデザイナー、Webマーケティング担当者などからも好評を得ているのでおすすめです。

ご自身では難しそうなので外部に依頼して作業してほしい、という場合にもWebコンサルティングというサービスでご依頼が可能です。現状のホームページについて課題を感じているため相談したい、あらたにホームページを制作したいので相談したいなど、どのようなご相談でも大丈夫です。今、Web集客にお困りの方は、まずはお気軽にソライルまでお問い合わせください。

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