WordPressでおすすめのテーマを厳選紹介【2021年版】
- SEO
- Web集客コンサルティング
- WordPress
記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年。学生時代に50サイトの制作・運営を行い収益化を達成。その後、ITシステム開発会社にてSEを6年間経験し独立。東証プライム企業をはじめ4,000サイト以上を改善してきた実績あり。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウをクライアント企業のWEB集客に活かし、日々活躍中。1年でアクセス数が715倍に増加した企業や、売上が25倍に増加した企業など、法人クライアントの実績多数。
こんにちは。株式会社ソライルの波多野です。
WordPressでWebサイトを構築する際、見た目を簡単に整えるのに便利なのが「テーマ」です。
「テーマ」には、有料と無料のものがあり、世界中で多数販売されているため、何が良いのか選ぶのも大変です。
そこで今回は、テーマを選ぶ際のポイントと、おすすめの「テーマ」について、有料のテーマと無料のテーマをそれぞれご紹介します。
目次
WordPressのテーマを利用するメリット
WordPressのテーマを利用する最大のメリットは、Webサイト制作を行うために必要なHTMLやCSSといった専門知識が必要ないことです。
WordPressのテーマを設定するだけで、Webサイトの見た目のレイアウトを綺麗に整えたり、写真をレイアウトしたり、フォントの色を変更したりといったことが一通り行えるため、誰でも簡単にWebサイトを立ち上げることができます。
テーマを利用すれば、WordPressの設定を開始してから、早ければ1~2時間でWebサイトを完成させることができます。
有料テーマと無料テーマはどちらが良いか
WordPressのテーマには、無料で利用できるテーマと、有料で利用するテーマがあります。
無料のテーマは、コストが発生しないという点が最大のメリットです。
また、無料とはいえ数多くのテーマがリリースされているため、選択肢も豊富にあります。
一方、無料のテーマのデメリットは、サポートが十分ではない場合が多いという点です。
有料の場合、WordPressのバージョンアップにあわせて常に最新のものを更新していきますが、無料のテーマの場合は、必ずしもバージョンアップを継続して行っていくとは限りませんし、いつサポートを終了するかもわかりません。
また、何かあった時にも、開発者からのサポートを十分に受けられるとは限りません。
無料で使用しているので、あくまで自己責任となります。
一方、有料のテーマの場合は、無料のテーマと比較すると、より簡単にWebサイトのデザインやレイアウトが変更しやすい仕様となっているものが多いほか、デザインも洗練されているものが多く、自分の好みにあわせてカスタマイズしやすい作りになっています。
また、セキュリティ面において重要なバージョンアップ管理がしっかりと行われたり、何か不明点があった時にフォーラムで開発者に質問をして解決をしたりすることもできるので、無料のテーマと比較すると圧倒的に安心感があります。
スマホでも見やすいレスポンシブ対応や、検索結果で優位になるSEO対策などがしっかりと行われているのも有料テーマのほうが多いので、最初から収益化を目的としたWebサイトの制作を目指しているのであれば、有料のテーマを使用したほうが良いでしょう。
WordPressのテーマを選ぶ時のポイント
WordPressのテーマは本当にたくさんあり、どのようなポイントで選べばいいのかよくわからないという方のため、WordPressのテーマを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
以下の4つのポイントをおさえて選んでみると、自分のWebサイトに合っていて、なおかつ機能性の良いテーマを見つけることができるでしょう。
Webサイトの目的にあったデザインテーマである
Webサイトのデザインは、サイトの印象を大きく変えるのでとても重要です。
そのため、Webサイトは目的に合ったデザインであること、ユーザーにとって使いやすいデザインであることを意識してテーマ選びを行いましょう。
目的に合ったデザインとは、運営するWebサイトが、「ブログ」なのか、「ECサイト」なのか、「コーポレートサイト」なのかによっても異なりますし、「ブログ」であっても、その内容や、ターゲットとなるユーザーの年代などによっても合うデザインは異なるでしょう。
また、Webサイトの中でも、特にユーザーに見てもらいたいコンテンツやメニューがいかに使いやすい場所にあるか、わかりやすい場所にあるかもデザインを選ぶ上で重要です。
しかし、実際にWebサイトを運用してみなければ、どのようなデザインがユーザーにとって使いやすいかまではわからないでしょう。
そのため、デザインのカスタマイズ機能が充実しているテーマを選んでおくと、後々デザインを変更したくなった場合でも簡単に対応することができるので便利です。
デザインのカスタマイズ機能が充実しているのは有料テーマのほうが多いので、その点も含めて検討しておくと良いでしょう。
SEOに強いテーマである
Webサイトを制作するうえで、SEO対策をすることはとても重要です。
Webサイトを制作する目的は様々ですが、どのような理由であれ、せっかくWebサイトを立ち上げても、誰にも見てもらえないようではWebサイトの運営していくモチベーションも落ちてしまうでしょう。
Webサイトへ集客するための方法はいくつかありますが、特に大切なのは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからWebサイトの関連キーワードで検索をした際に、自分のWebサイトを上位表示させられるようにするSEO対策です。
SEO対策には、Webサイトの内部に対し行う施策と、外部に対し行う施策があり、WordPressのテーマには、Webサイトの内部に対してのSEO対策を施すことが出来る機能がついているものがあります。
つまり、あらかじめSEO対策に有効な機能がついているテーマを選んでおくことで、難しい知識が必要なく基本的なSEO対策の内部施策を行うことができるというわけです。
これにより、記事作成などをしっかりと行えば検索結果での上位表示がしやすくなるので、テーマを選ぶ際には必ず重視しましょう。
スマホ対応もされているテーマである
Webサイトを見る際、ユーザーの多くはPCではなくスマホから見ている割合が増えています。
また、Googleは2015年にモバイルフレンドリーアップデートを行っているため、スマホで見た時に使いやすいサイトを検索結果の上位に表示させるとしています。
そのため、これから制作するWebサイトは、PCとスマホどちらで見たとしても見やすいデザインとなっていることは必須と言えます。
テーマの多くはスマホでの表示も意識した「レスポンシブ」対応を行っていますが、無料テーマの中には対応ができていないものもあります。
これからテーマを選ぶ際には、必ずレスポンシブ対応がされているものを選びましょう。
サポート対応がしっかりしているテーマである
WordPressのテーマは、一度設定すれば終わりということではありません。
設定後もセキュリティ対策などのために、バージョンアップ対応を行っていく必要があります。
また、運用していく中で必要に応じてカスタマイズを行ったりする場合もあるでしょう。
そんな時、利用するテーマのサポート対応はしっかりしているか、マニュアルが充実しているか、しっかりとバージョンアップがされているか、などを確認しておくことはとても重要です。
初心者であれば、日本語対応をしてくれるテーマであるかどうかも大切でしょう。
サポート対応がしっかりとされているかどうかは、そのテーマの導入事例が多いかどうかが一つの判断基準となります。
どれだけ多くの人が利用しているかどうか、です。
多くの人が利用しているということは、それだけ評価の高いテーマであると言えますし、何かわからないことがあった際にも、検索を行ってみるとたくさんの解決策を見つけることができるので便利です。
WordPressで人気のあるおすすめ有料テーマ
ここからは、WordPressのおすすめテーマについて紹介していきます。
やはり機能面的には有料のテーマのほうが充実しているものが多く、サポート面でも安心できるので、まずは有料テーマの中で特に人気があるおすすめテーマを紹介します。
どれも基本的に必要な機能は兼ね備えているため、テーマのデザインに好みのものがあるか、自社のWebサイトに向いているかなどを中心に比較検討すると良いでしょう。
賢威(ケンイ)
Webマーケティング会社「ウェブライダー」が開発した、27,000以上のユーザーに利用されているテーマです。
最大の強みはSEOに特化している点で、賢威で作成したページが様々な種類のキーワードが検索結果で上位表示されているという実績があり、公式サイトでも紹介されています。
また、このテーマを購入したユーザーは、独自マニュアルのほか、賢威ユーザーだけがアクセスできる「賢威フォーラム」にアクセスし、運営で蓄積された7万9千件を超えるSEOやWordPressについてのアーカイブを見ることが出来るという特典もあります。
サポート体制も充実しており、バージョンアップの頻度も高いため、信頼がおけるテーマの一つと言えるでしょう。
SANGO(サンゴ)
Webメディアの「サルワカ」の運営者が開発したテーマです。
カスタマイズ性が高く、Webについての知識がない初心者でもデザインの変更が簡単に行えるため人気があります。
また、デザインの種類も豊富なうえ、SEO対策も行える仕様となっているため、コーポレートサイトやブログサイトなど、様々なWebサイトの利用に向いているテーマの一つです。
個別のサポートはしていないものの、不具合などについての問い合わせは可能なので、初心者でも安心して利用することが出来るでしょう。
JIN(ジン)
人気アフィリエイターのひつじさんが開発に携わったWordPressのテーマです。
アフィリエイター本人が携わっているだけあり、アフィリエイトを目的としたノウハウがたくさん詰め込まれています。
また、Webの専門知識がない初心者でも利用しやすいよう、Webサイトのヘッダー・フッターやサイドバーなどのデザインをボタン一つで切り替えることができるなど、簡単に利用できるのも魅力の一つです。
複数の独自ドメインでも利用ができるほか、ランキング作成機能や広告一元管理機能など、アフィリエイトを意識した機能も多数あるため、まさにアフィリエイトサイトの制作をしたいと考えている場合におすすめのテーマといえます。
個別サポートはしていませんが、「JIN Forum」で相談ができるようになっているため、わからないことが出てきた場合にもアドバイスを貰うことが出来るので安心です。
THE THOR(ザ・トール)
フィット株式会社のSEOコンサルタントが開発した、SEO機能に優れているテーマです。
HTML5+CSS3の最新コーディングで構築されており、検索エンジンに最適な構造化マークアップにも対応するなど、SEO対策を徹底的に意識して開発されているため、このテーマを利用しておけばSEO対策用のプラグインも一切必要なくなります。
また、デザインの美しさにも定評があり、初心者でも簡単にプロ顔負けのWebサイトを作成することができます。
サポートも充実しているので、安心して利用できるテーマの一つです。
DIVER(ダイバー)
ユーザーの声も反映してWeb開発会社が作成したテーマで、複数サイトでの利用ができるほか、Web制作の知識がない初心者でも簡単にカスタマイズできるよう直感的に使用できるつくりになっています。
また、SEO対策を意識した機能が実装されていることはもちろん、膨大な量のサイトを調査し、アクセス・回遊率・再訪問率がより高くなるように研究されたデザインにも定評があります。
購入した後は、無期限かつ無制限で無料のメールサポートを受けることができるので、安心して利用できるテーマです。
WordPressで人気のあるおすすめ無料テーマ
次に、デメリットがあることは理解しているけれど、やはり最初は無料のテーマから試してみたいという方におすすめのテーマを一つご紹介します。
Cocoon(コクーン)
日本人開発者のわいひらさんが、「Simplicity」の後継として開発したテーマで、無料とは思えないほど高機能なため人気があります。
SEO・高速化・モバイルフレンドリーと必要な機能が最適かされており、初心者でもカスタマイズしやすいつくりとなっています。
シンプルで使いやすいテーマが多いため様々なWebサイトで利用しやすく、無料のテーマなので利用しているユーザーが多いことからフォーラムでのユーザー間の情報交換も活発です。
また、アフィリエイトタグの一元管理やランキング作成機能など、アフィリエイトで収益を得るためのWebサイトの作成を考えている場合でも満足できるWebサイトが制作できるでしょう。
WordPressでおすすめのテーマを厳選紹介【2021年版】まとめ
WordPressでおすすめのテーマを厳選紹介【2021年版】ついて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
WordPressのテーマは、本当に種類が多いため、何を使用するのが良いのか迷いますが、しっかりと必要な機能を比較して選択をすれば好みのWebサイトを制作することができるでしょう。
また、WordPressは作成をした後も、サイトの状態をしっかりと計測し、より集客を増やし、収益を上げるためにカスタマイズなどの改善をし続けることも重要です。
とはいえ、WordPressの構築は自分にとっては難しいと感じる場合、あるいは思うように時間がとれないといった場合は、外部の制作会社に依頼するのも一つの手です。
ソライルでも、WordPressでのWebサイト構築をはじめ、部分的に必要な対応やエラーの修復など、ご相談内容に応じてお手伝いをしています。
また、Webサイトを構築した後の保守対応も一括で請け負っていますので、WordPressに関するご相談事項があれば、些細なことでも遠慮なくお問い合わせください。
あわせて読みたい
→WordPressを自由にカスタマイズする方法
関連記事