Cloudflareを企業が導入するメリットとは?注意点や導入の流れを解説
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記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴22年。学生時代に50サイトの制作・運営を行い収益化を達成。その後、ITシステム開発会社にてSEを6年間経験し独立。東証プライム企業をはじめ4,000サイト以上を改善してきた実績あり。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウをクライアント企業のWEB集客に活かし、日々活躍中。1年でアクセス数が715倍に増加した企業や、売上が25倍に増加した企業など、法人クライアントの実績多数。
こんにちは、株式会社ソライル Web集客コンサルタントの波多野です。
自社サイトのセキュリティ強化や表示速度の最適化を図るため、Cloudflare(クラウドフレア)の導入について検討していませんか。
今回は、Cloudflareとはどんなサービスか、Cloudflareを企業が導入するメリット・注意点、Cloudflareを導入している企業事例について解説します。
さらに、Cloudflareの導入がおすすめの企業、Cloudflareを企業が導入するときの流れもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Cloudflare(クラウドフレア)とは

こちらでは、Cloudflare(クラウドフレア)とはどんなサービスなのか、AWS WAFとの違いについて解説します。
Cloudflareとはどんなサービス?
Cloudflareとは、世界中に展開するネットワークを活用し、Webサイトのセキュリティ強化と表示速度の最適化を叶えてくれるサービスです。
アクセス元に近い場所から情報を届ける仕組み「CDN」をはじめ、WAF、DDoS攻撃対策、SSL証明書の提供など幅広い機能を提供しています。
AWS WAFとの違い
Cloudflareと比較されることの多い「AWS WAF」とは、AWSが提供するクラウド型WAFのサービスです。
下記に、CloudflareとAWS WAFの違いをご紹介します。
| Cloudflare | AWS WAF | |
| サービス内容 | CDNサービスであり、機能のひとつとしてWAFがある。 | WAFに特化したサービス。 |
| 防げるセキュリティ攻撃 | アプリケーション層に対する攻撃やDDoS攻撃など。 | アプリケーション層に対する攻撃のみ。 |
| 費用 | 基本的に定額制。 | 従量課金制。 |
AWS WAFはAWS環境以外での使用ができないため、オンプレミス環境でWebアプリケーションを構築する場合はCloudflareがおすすめです。
Cloudflareを企業が導入するメリット

Cloudflareを企業が自社サイトに導入するメリットは、以下の通りです。
- ・セキュリティ対策を強化できる
- ・ページ表示の高速化を実現できる
- ・ユーザー体験向上につながる充実した機能がある
- ・無料で導入できる
上記4つのメリットについて解説します。
セキュリティ対策を強化できる
Cloudflareには、WAFが標準搭載されているため、不正アクセスやSQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングなどのサイバー攻撃、悪質なbotによる攻撃からWebサイトを保護できます。
また、大量アクセスによるサーバー停止を狙う「DDos攻撃」の対策もできるうえ、自社のシステムに合わせて自動的にサイバー攻撃を検知・遮断することも可能です。
ページ表示の高速化を実現できる
Cloudflareの導入によって、CDNとキャッシュ機能からWebサイトのコンテンツ表示を高速化することができます。
ページ表示が高速になることで、ユーザーがスムーズにコンテンツを閲覧できるため、PVの増加やCVRの向上につなげられるでしょう。
さらに、待ち時間のストレス解消により離脱率低減も期待できるうえ、GoogleはWebサイトの表示速度をランキング決定の要素として考慮しているためSEO対策にも効果的です。
ユーザー体験向上につながる充実した機能がある
Cloudflareは、アクセスが過多になった際にユーザーに順番待ちしてもらう「オンライン待機室機能」や「画像変換機能」、さらにAIに関する機能など、ユーザー体験向上につながる様々な機能を提供しています。
また、CDNやWAF、DNSなど、様々な役割を持っているため、担当者は幅広いツールを使いこなす必要がなくなり負担を軽減することが可能です。
無料で導入できる
Cloudflareのメリットとして、基本的な機能を使用できる無料プランがあることも挙げられます。
「どんなツールなのか試してみたい」という場合は、導入時に無料プランを選ぶことで安心して確認することが可能です。
Cloudflareを導入している企業事例

こちらでは、実際にCloudflareを導入している企業事例として下記3社をご紹介します。(参照:Cloudflare 仲間としてともに)
- ・Shopify
- ・Canva
- ・三菱ガス化学株式会社
企業がどのようにCloudflareを活用しているのか確認し、参考にしてみましょう。
Shopify
Shopifyはセキュリティ強化を行うにあたり、Cloudflareでアプリケーションセキュリティを自動化し、侵入する脅威を軽減しながら数百万ものストアフロントを保護しています。
サイバー攻撃は年々激化しているものの、Cloudflareはアップデートや機能リリースを定期的に行っているため、都度軽減できていると公表しています。(参照:Cloudflare Shopify)
Canva
Canvaは、CloudflareのCDNやWAF、DDoS攻撃対策/軽減策を使用し、アプリケーション層のセキュリティ強化や応答性の高いコンテンツ配信を実現しました。
また、Cloudflare Bot Managementを導入し、スクレイパーボットによる画像・動画・音声録音の盗用を防いでいます。(参照:Cloudflare Canva)
三菱ガス化学株式会社
三菱ガス化学株式会社は、Cloudflare Zero Trustを活用し、ネットワークアクセスと社内アプリケーションの保護を行っています。
さらに、Cloudflare導入後、内部ネットワークのルーティングと通信の検証作業の大幅な削減が達成されました。(参照:Cloudflare Mitsubishi Gas Chemical)
Cloudflareを企業が導入するときの注意点

Cloudflareを企業が導入するときの注意点は、以下の通りです。
- ・WordPressサイトへの導入を誤るとキャッシュ事故につながる
- ・効果的な運用をするためには専門知識が必要
上記2つの注意点について解説します。
WordPressサイトへの導入を誤るとキャッシュ事故につながる
WordPressで構築されたWebサイトにCloudflareを導入する場合、ページルールの設定が適切に行われなければ、管理画面がユーザーに閲覧されてしまう「キャッシュ事故」を引き起こす可能性があります。
管理画面のメニューや記事の下書きが見えてしまうだけではなく、ユーザーが編集をできる状態になることも考えられるので、導入時には適切なページルールの設定を意識しましょう。
効果的な運用をするためには専門知識が必要
Cloudflareの導入は数分から10分程度で完了するものの、効果的な運用をするためには自社サイトに適した設定が求められます。
不適切な設定の場合、十分なセキュリティ強化やページ表示の高速化を感じられないほか、キャッシュ事故をはじめとするトラブルを引き起こす可能性もあるでしょう。
メリットを十分に活かすCloudflareの導入を実現するためには、プロのノウハウで運用を行う専門業者に依頼することがおすすめです。
Cloudflareの導入がおすすめの企業とは?

Cloudflareの導入がおすすめな企業は、以下いずれかの場合に当てはまる企業です。
- 1.コストを抑えてセキュリティ強化をしたい場合
- 2.Webサイトで大容量のデータを扱っている場合
- 3.アクセス回数の多いWebサイトを運用している場合
- 4.グローバル配信を行っているWebサイトを運用している場合
上記4つのケースについて解説します。
コストを抑えてセキュリティ強化をしたい場合
Cloudflareは、無料プランであってもネットワークセキュリティやSSL証明書、DDOS攻撃対策などを実施できるため、コストを抑えてセキュリティ強化をしたい場合におすすめです。
必要に応じてプランをグレードアップできるため、「セキュリティと表示速度の両面をさらに強化したい」と感じた場合にも安心でしょう。
Webサイトで大容量のデータを扱っている場合
Cloudflareの特徴であるページ表示の高速化・安定化によって、Webサイトで大容量のデータを扱っている場合も安心した運用を行うことが可能です。
例えば、画像や動画を多用しているWebサイト、商品紹介にデータを多く使用しているECサイトは、Cloudflareの導入によってユーザー体験を向上させる効果が期待できます。
アクセス回数の多いWebサイトを運用している場合
Cloudflareは、世界330ヵ所以上に広がるグローバルネットワークにより、インターネット上の接続を安定したものにしているので、アクセス回数の多いWebサイトを運用している場合にもおすすめです。
ニュースサイトやECサイトなど不特定多数のアクセスが集まるWebサイト、予約システムなど一時的なアクセスが集中しやすいWebページなどは、Cloudflareを活用することでメリットを感じられます。
グローバル配信を行っているWebサイトを運用している場合
グローバル配信を行っているWebサイトを運用している企業も、Cloudflareの導入が適しています。
Cloudflareは、アクセスしてきたユーザーに対して最も近いサーバーからコンテンツを配信するため、海外ユーザーにおいても快適な閲覧が期待できるでしょう。
Cloudflareを企業が導入するときの流れ

Cloudflareを企業が導入するときは、下記4ステップで進めていきましょう。
- 1.導入に必要なものを準備する
- 2.アカウントを作成し、プランを選択する
- 3.ドメインの追加・ネームサーバーの変更を行う
- 4.設定を最適化する
上記4ステップについてご紹介します。
導入に必要なものを準備する
まずは、Cloudflareの導入に必要な下記のものを準備しましょう。
- ・独自ドメイン
- ・有効なメールアドレス
- ・パスワード
上記をあらかじめ用意しておくことでスムーズな導入につなげられます。
アカウントを作成し、プランを選択する
次に、Cloudflare公式サイトへアクセスし、アカウントの作成とプランの選択を行います。
プランは下記の4種類にわけられているため、使用できる機能や費用対効果を考慮しながら選択してみてください。
| プラン名 | 費用 | おすすめのWebサイト |
| Freeプラン | 無料 | 個人・小規模サイト |
| Proプラン | 月額20$ | 中規模サイト |
| Businessプラン | 月額200$ | 中堅企業のWebサイトやECサイト |
| Enterpriseプラン | 個別見積り | セキュリティ要件が厳格な企業サイト |
ドメインの追加・ネームサーバーの変更を行う
アカウント作成後、Cloudflareダッシュボードへログインし、ドメインを追加します。
DNSレコードの自動スキャンが完了したら、ドメインのネームサーバー設定をCloudflare指定のネームサーバーに変更しましょう。
設定を最適化する
Cloudflare経由でのアクセスが有効になったという通知が届いたら、設定を最適化します。
自社サイトの状況に合わせて、HTTPSの強制設定やキャッシュ設定、WAFルール、ページルールなどを設定していきましょう。
導入後は定期的にログやレポート、パフォーマンス測定などを確認し、効果を最大化するために設定を改善していくことも大切です。
Cloudflareの導入にお悩みの方は株式会社 ソライルにご相談ください

「Cloudflareを活用してみたいけど、自社だけで導入することに不安を感じる」とお悩みの場合は、株式会社 ソライルにご相談ください。
ソライルでは、ITの国家資格を持つプロが貴社Webサイトに対するヒアリングや調査を丁寧に行い、現状に適した導入を実施させていただいております。
IT業界20年以上の豊富な知識と経験から、WordPressやサーバーのトラブル、セキュリティなど幅広くご対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
Cloudflareを企業が導入するメリットとは、まとめ

今回は、Cloudflareとはどんなサービスか、Cloudflareを企業が導入するメリット・注意点、Cloudflareを導入している企業事例などについて解説しました。
様々なメリットのあるCloudflareですが、効果的な運用には専門知識が求められるため運用に手間取ってしまう場合も珍しくありません。
株式会社 ソライルでは、累計4000以上のWebサイト改善実績の知見からCloudflareの導入をはじめ、SEO対策にも効果がある保守・運用管理を行います。
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