【簡単にできる!】WordPressでスマホ対応を行う方法
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記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年。学生時代に50サイトの制作・運営を行い収益化を達成。その後、ITシステム開発会社にてSEを6年間経験し独立。東証プライム企業をはじめ4,000サイト以上を改善してきた実績あり。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウをクライアント企業のWEB集客に活かし、日々活躍中。1年でアクセス数が715倍に増加した企業や、売上が25倍に増加した企業など、法人クライアントの実績多数。
こんにちは、WEB集客コンサルタントの波多野です。
WordPressでサイトを作成する場合の、スマホ対応の方法は大きく分けて3つあります。
それぞれの内容を確認して、自社のサイトに最も合う方法を選んで対応するだけでOKです。
基本的にWordPressは簡単にスマホ対応しやすいというメリットがあるため、こだわりがそれほどなければ初心者でも対応できます。
このコラムでは、
・プラグインを使用したスマホ対応
・デザインテーマを使用したスマホ対応
・そしてテーマをカスタマイズするスマホ方法
の3つについてご紹介します。
Webサイトにおいて、今やスマホ対応は絶対に欠かすことができないので、ぜひこれを読んですぐにスマホ対応に取り組んでみてください。
目次
WordPressのプラグインを利用してスマホ対応
WordPressには、スマホ対応が簡単におこなえるプラグインがあります。
インストールするだけで簡単にスマホ対応されたサイトを作成することができます。ここでは多数あるプラグインの中から代表的なプラグインを3つご紹介します。
おすすめのWordPressプラグイン3選
■WPtouch(https://www.wptouch.com/)
無料版と有料版のあるプラグインです。無料版でもスマホ対応は行えますが、有料版を使用することで、対応テーマが増える、ipad対応できる、必要のないCSSやjsファイルの読み込みをカットしてくれるといったメリットがあります。公式サイトで内容を確認して、必要なプランを選択するのが良いでしょう。
■Jetpack(https://ja.jetpack.com/)
セキュリティ対策やアクセス解析機能など30種類以上の機能を無料で利用できる人気のプラグインです。
スマホ対応機能もついているのはもちろんですが、画像の最適化や遅延読み込みをおこなう機能がついているためサイトの高速化にも役立ちます。
■Any Mobile Theme Switcher
(https://wordpress.org/plugins/any-mobile-theme-switcher/)
スマホ用、デスクトップ(パソコン)用、タブレット用と、それぞれにテーマを割り当てるだけで各デバイスに適した表示で閲覧できるようになります。
また、テーマを切り替えさせるリンクも付けることができるので、ユーザーがスマホ用か、パソコン用か好きな表示を選んで見ることもできます。
レスポンシブ対応されたWordPressテーマを選ぶ
プラグインはインストールするだけで簡単にスマホ対応ができますが、たくさんの人が使用するのでオリジナル性に欠けるというデメリットがあります。
一方WordPressのテーマは、レスポンシブデザイン対応のものを選んでオリジナル性を出すこともできるので、よりデザイン性を重視したい場合はテーマを利用してスマホ対応を行ってみるのがよいでしょう。
テーマの選び方
WordPressのテーマは非常にたくさんあるため、どのような機能が必要かを絞って検索をしたほうが良いです。
特に以下の5つの項目について、自社の内容に何が合うかを前提に選びましょう。
①スマホ対応がされているレスポンシブデザインか
今やサイトを制作するうえで絶対に欠かせないポイントです。レスポンシブデザイン対応がされているテーマかどうかは必ず確認を行いましょう。
②SEO対策がデフォルトでおこなわれているか
WordPressのテーマはデフォルトでSEO対策がおこなわれているものが増えてきましたが、すべてではありません。自分自身で行うのは手間も時間もかかるので、必ずデフォルトで設定されているものを選びましょう。
③自社のサービス内容にあったデザインか
制作したいサイトが、ECサイトなのか、ブログなのか、コーポレートサイトなのかなど、内容によって適した見せ方のテーマを選びましょう。
④改善頻度が多く、問い合わせなどへのサポート対応もしっかり行われているか
Webサイトは日々進化をしていくものなので、そのときのトレンドにあわせた開発更新がしっかりとおこなわれているテーマを選びたいところです。また、セキュリティ対策なども細かくにおこなっているテーマのほうが安心です。
サポート面は、開発者に質問がしやすい、あるいは利用者同士で解決しあえるコミュニティがあるといったサポート体制が万全なテーマは、何かあった時にも解決しやすくおすすめです。
⑤カスタマイズがしやすいか
サイトにより個性を出したい場合は、カスタマイズを行えるかどうかも選ぶ上で重要なポイントとなります。
ただし、初心者の場合はあまり気にする必要はないでしょう。
【利用シーン別】おすすめのWordPress無料テーマ6選
【ブログ・一般サイト向け】
■STINGER8
SEOに強いことで定評があり、ブログやアフィリエイト運営をしているユーザーに人気のテーマです。
スマホ対応でのデザインもとても見やすく配慮されているのでおすすめです。
■Attitude
シンプルなデザインで使い勝手の良いテーマなので、ブログはもちろん、コーポレートサイトとしても使用しやすいでしょう。
【コーポレートサイト向け】
■BizVektor
ビジネス向けに適しているデザインなので、コーポレートサイトなどで利用しやすいテーマです。
スマホでの操作性や見やすさも考慮されたデザインです。
■GADGETRY
動画や写真といった視覚にうったえるビジュアルを、効果的に配置することができます。
【EC向け】
■VIRTUE
機能性を重視しながらも、デザイン性もシンプルで美しい、使いやすいテーマです。
ECサイト用のプラグインとして、「WooCommerce」が使われています。
■Fukasawa
北欧を彷彿とさせる人気のあるおしゃれなテーマです。
商品をシンプルかつおしゃれに見せたい人におすすめです。
初心者には少し難しいがテーマをカスタマイズしてスマホ対応
自社サイトをより自分の好みにあわせたデザインにしたり、あらたに機能を追加したりしたい場合は、テーマをカスタマイズする方法もあります。
CSSやPHPの知識があれば、対応ができますが、しっかりとスマホ、パソコン、タブレットなど、各端末での表示確認を行いながら進める必要があるため手間はかかります。
WordPressのカスタマイズ方法については、下記の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
あわせて読みたい
→WordPressを自由にカスタマイズする方法
WordPressのスマホ対応を行うことの重要性
Googleのモバイルインデックス化対応により、現在はスマホ、パソコン、タブレット、どの端末で検索をおこなったとしても、モバイルでインデックスされたページから検索結果の表示をおこなっています。これにより、スマホ対応をおこなっていないサイトは、パソコンで検索をしたとしても、検索結果の上位には表示されにくくなりました。
そのため、今やWebサイトのスマホ対応はとても重要な項目のひとつと言えます。
スマホ対応されたページでコンテンツメニューがタブの中に隠されてしまっていたり、読み込み速度が遅かったりすると、スマホ最適化がされていないと判断され、上位表示が難しくなります。
スマホでの見た時の使い勝手の良さも上位表示の判断基準となるため、ページの離脱率などさまざまな視点での対策も必要であり、スマホ対応といっても見た目だけではなく、広義の対応が必要なのです。
あわせて読みたい
→スマホサイトを診断して効果のあるサイトにする方法
【簡単にできる!】WordPressでスマホ対応を行う方法まとめ
WordPressでスマホ対応を行う方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今やWebサイトの制作を行う上で、スマホ対応は必須です。WordPressは初心者でもプラグインやテーマを使うことで簡単にスマホ対応をおこなうことができるため便利です。
ただ、せっかく作るのであれば、よりオリジナル性のあるWebサイトにしたいと思う方も多いのではないでしょうか。
ソライルでは、WordPressのカスタマイズなどにも適宜対応していますので、自分で行う自信がないという方はお気軽にご相談ください。
また、WordPressは一度作って終わりではありません。WordPress自体はもちろんですが、プラグインやテーマも日々アップデートを繰り返すため、それにあわせた保守対応も求められます。
ソライルはWordPressの保守対応も手軽にご利用いただけるプランでご用意していますので、興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。
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