Googleアドセンスの審査に通らない原因と解決方法
- Web集客コンサルティング
記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年。学生時代に50サイトの制作・運営を行い収益化を達成。その後、ITシステム開発会社にてSEを6年間経験し独立。東証プライム企業をはじめ4,000サイト以上を改善してきた実績あり。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウをクライアント企業のWEB集客に活かし、日々活躍中。1年でアクセス数が715倍に増加した企業や、売上が25倍に増加した企業など、法人クライアントの実績多数。
こんにちは、WEBコンサルタントの波多野です。
Googleアドセンスの申請申し込みをしたのに、通らず不合格となってしまったという方のために、今回はGoogleアドセンスの審査に通らない原因と、次の申請では審査を通過し見事合格させるためにするべき解決方法についてご紹介します。
Googleアドセンスの審査を通過させるためには、きちんとポイントをおさえれば合格させることができるので、もし一度審査を通らず不合格となってしまったという方でも、ぜひ参考にして再チャレンジしてみてください。
目次
厳しくなったGoogleアドセンスの審査
年々Googleアドセンスの審査基準は厳しくなってきていると言われています。
具体的な審査条件があるので見てみましょう。
Googleアドセンスの審査基準
Googleが明示しているGoogleアドセンスの審査条件としては以下をあげています。
申請したサイトがこれらの要件を満たしているかを確認してください。
<審査条件>
・サイトのコンテンツがユーザーとって有益で、他にはない魅力があるか
・サイトの使い勝手はユーザーにとってわかりやすいか
・コンテンツの内容がオリジナル性に溢れているか
・AdSenseプログラム ポリシーに準拠しているか
・申し込みをする本人が18歳以上か(18歳未満の場合は代理申請を行ってもらう)
Googleアドセンスの審査に受かりにくいコンテンツ
コンテンツの内容として、いくら中身がオリジナル性に溢れていたとしてもアドセンスの審査を通らないものがあります。もしも申請したサイトが以下のいずれかに該当するのであれば、Googleアドセンスの利用はあきらめ、他の方法での広告収入を検討した方が良いかもしれません。
■Googleアドセンスの審査を通らないと言われているコンテンツ
・アダルトコンテンツ
・タバコに関連するコンテンツ
・ギャンブル・ゲームに関連するコンテンツ
・危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
・アルコールに関連するコンテンツ
・ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
・武器および兵器に関連するコンテンツ
・ヘルスケアに関連するコンテンツ
上記のように、危険・不適切・不正行為・過激といったキーワードに該当するようなコンテンツ内容の場合は、Googleアドセンスの審査に合格することは難しいでしょう。
Googleアドセンスの申請が通らない場合に確認すべきこと
不適切なコンテンツには該当しないサイトなのにGoogleアドセンスの審査を通らなかったという方は、もう少し具体的に内容の見直しを行っていきましょう。
以下のいずれかの内容が欠けていたり、不足しているものがあったりした場合は修正対応を行ってみてください。
独自コンテンツになっているか
Googleアドセンスの審査に合格するために最も大切なことは、オリジナル性があって、なおかつユーザーが求めるコンテンツ内容になっているかどうかです。
オリジナル性とは、他のサイトをまるっきりコピーした内容ではないそのサイト独自の内容を指します。
例えば、オリジナルのコンテンツを創り出すためには、以下のような内容が含まれていると良いです。
・自分自身の体験談による内容
・取材をして作成した内容
・より専門性の高い内容
・地域やグループに特化している、その中にいなければわからない密着度の高い内容
・他のコンテンツとは異なる視点や切り口による内容
このような他のサイトではなかなか真似をしにくいコンテンツはユーザーにとって有益であり、Googleアドセンスの審査で合格しやすいと言えます。
受かりにくいコンテンツ内容になっていないか
先に記載したとおり、オリジナル性に富んでいたとしても、そもそもGoogleアドセンスの審査に受かりにくいコンテンツの場合は、どれだけがんばってコンテンツを作成しても審査は通らない可能性が高いでしょう。
記事数や文字数は十分で、改行を適切に使い見やすくなっているか
良いコンテンツを作るためには、ある程度内容が充足している必要があります。
そういう意味で、記事数や文字数も重要であると考えられています。
100文字程度の記事が20記事あったとしても、ユーザーが求めている情報を十分に提示してあげることは難しい場合が多いでしょう。
また、文章に適切な改行がないとユーザーにとっては読みにくく、ストレスを感じさせることになります。
記事数や文字数は、〇記事以上、あるいは〇文字以上と明確に定められてはいませんが、1,000文字程度の記事を20記事程度用意しておくと安心かもしれません。ただしこれはあくまでその内容が「良いコンテンツであること」が前提です。
適切な画像をユーザーにわかりやすく使用しているか
画像を全く使用していないサイトも、ユーザーにとってはわかりにくい、見にくいコンテンツと評価され、審査を通りにくいと言われています。
また、フリーの素材を使うよりは、自分自身で撮影した画像を使用した方が、オリジナル性という意味において良いとされています。
ただし、フリー素材だからといって必ず審査が不合格になるということではありません。
内容に合う適切な画像を使用していくことが大切です。
フリー素材はコンテンツ内容に対して「適切」という言葉に当てはまるものが多いとは言えないため、有料の素材や自分自身で撮影した画像などもうまく活用しながら作成していると良いでしょう。
運営会社を記載しているか
どこの会社が運営しているサイトであるかを明確にすることが必要です。
これは情報元をユーザーが確認でき、安心して利用することができるようにするためです。
ユーザーの信頼を得るためにも、Googleアドセンスの審査に申請するか否かに関わらず、サイトの運営を行うのであれば、しっかりと運営会社あるいは運営者を記載することをおすすめします。
プログラム ポリシー遵守・プライバシーポリシー掲載をしているか
Googleアドセンスの申請を行う上で、プライバシーポリシーの掲載とプログラム ポリシーの遵守は必須です。
プログラムポリシーは内容を確認し、守れていない場合は善処する必要があります。
また、プライバシーポリシーをまだサイトに掲載していない場合は、掲載をしてから申請を行いましょう。
お問い合わせフォームがあるか
お問い合わせフォームの設置も、同じくGoogleアドセンスに申請する前に必ず行ってください。
ユーザーが疑問や質問があるときなど、なんらかの理由でサイト運営者に連絡をしたいときに、そのお問い合わせ先がないのはNGです。
【再チェック】Googleアドセンス申請前最終チェックリスト
上記の内容について、確認をおこない一通りの対応が終わったら、最後にもう一度漏れがないかを以下リストを使って確認しましょう。
【Googleアドセンス申請前最終チェックリスト】
□禁止コンテンツではないか
□プログラムポリシーは遵守できているか
□プライバシーポリシーを作成してあるか
□お問い合わせフォームを用意してあるか
□運営会社を掲載しているか
□記事の内容が他サイトのコピーになっていないか(オリジナル性があるか)
□記事数や文字数は、少なくとも各1000文字以上、20記事程度作成できているか
□適切な画像を適度に掲載できているか
□文字が読みやすいよう適切に改行をいれてあるか
□サイトの操作性は良いか
□独自ドメインを取得しているか
(アカウントを開設する場合。ブログサイトなどのアカウントを使用する場合は、追加のサイト申請であれば問題ありませんが、開設時は独自ドメインが必要とされています)
あわせて読みたい
→Googleアドセンスの申請方法と審査を合格させるポイント
Googleアドセンスの審査に通らない原因と解決方法まとめ
Googleアドセンスの申請回数に制限はないので、審査を通らなかったとしても何度もリベンジ可能です。
上記の内容を見直してしっかりと対応できたら、あらためて申請を行ってみてください。
申請したあとの審査期間は、1日から2週間程度といわれており、人により様々です。
すぐに審査結果が来ないからと言って落ち込まず、連絡がくるまでは引き続きサイト内のコンテンツを充実させることに注力しましょう。
もしも審査に落ちてしまい、確認をしても何をどう改善すればいいのかわからないという場合は、お気軽にソライルへご相談ください。
Googleアドセンスの審査に合格できるよう、プロの目から見てより具体的に改善点をアドバイスさせていただきます。
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