WEBサイトの保守が重要な理由。費用相場も解説!
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記事の監修
IT・WEB集客の専門家
波多野 明仁(Akihito Hatano)
WEB業界歴20年。学生時代に50サイトの制作・運営を行い収益化を達成。その後、ITシステム開発会社にてSEを6年間経験し独立。東証プライム企業をはじめ4,000サイト以上を改善してきた実績あり。自社メディアの制作・運営で培ったアクセスアップのノウハウをクライアント企業のWEB集客に活かし、日々活躍中。1年でアクセス数が715倍に増加した企業や、売上が25倍に増加した企業など、法人クライアントの実績多数。
こんにちは、株式会社ソライル WEB集客コンサルタントの波多野です。
「WEBサイトの保守は重要」という話を聞いたことはありますか?
WEBサイトの保守とは、サイトを運営していく中で、トラブルの防止やバージョンアップなどを継続的に対応していくこと。
保守を行わないままでは、WEBサイトが改ざんされたり、ユーザーからの信頼性が低下したりといったリスクがあります。
今回は、WEBサイトの保守が重要な理由や、保守をしないとどうなるのか、そしてWEBサイトの保守の種類4つについて解説します。
記事の後半では、WEBサイトの保守費用相場などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
WEBサイトの保守が重要な理由
WEBサイトの保守が重要な理由は、以下の3つです。
- ・第三者の攻撃から守るため
- ・WEBサイトを維持し続けるため
- ・バージョンアップなどの対応が必要になるため
こちらでは、上記3つの理由について解説します。
第三者の攻撃から守るため
WEBサイトの保守が重要な理由の1つは、第三者の攻撃からWEBサイトを守るためです。
保守サービスを利用すれば、専門のソフトで監視を行うなどのセキュリティ強化設定や、トラブル時の対処など、WEBサイトを安心して運用し続けるようなサポートをしてもらえます。
悪意を持った相手から不正アクセスをされたり、サイバー攻撃を受けたりしないためにも、保守サービスを活用してWEBサイトを守ることが大切です。
WEBサイトを維持し続けるため
WEBサイトを維持し続けるためにも、保守は重要です。
WEBサイトを公開し続けるのに必要な「ドメイン」や「サーバー」には契約期限があり、定期的に更新しなければWEBサイトを維持できなくなってしまいます。
インターネット上において、ドメインは「住所」でサーバーは「土地」、さらにWEBサイトはそこに建てる「家」のようなものなので、ドメインやサーバーの契約更新は欠かせません。
バージョンアップなどの対応が必要になるため
バージョンアップなどの対応が必要になるのも、WEBサイトの保守が必要な理由でしょう。
WEBサイトに関連する様々なシステムは、セキュリティ上の問題や使い勝手の向上などの理由によりバージョンアップされていきます。
このため、WEBサイトは一度公開したら完了ではなく、WEBサイトの保守として適切なタイミングでバージョンアップなどに対応しなけれならないのです。
WEBサイトの保守をしないとどうなるの?
WEBサイトの保守をしなければ、以下5つのようなことが起きてしまうかもしれません。
- ・信頼性が低下する可能性がある
- ・警告が出ることがある
- ・WEBサイトが表示されなくなることがある
- ・WEBサイトを改ざんされるリスクがある
- ・検索の表示順位が下がってしまうこともある
こちらでは、上記5つについて解説していきます。
信頼性が低下する可能性がある
WEBサイトの保守を行わない場合、ユーザーからの信頼性が低下する可能性があります。
これは、古い情報しか公開されていないWEBサイトに対して、ユーザーが魅力を感じづらくなるからです。
保守によって新しいコンテンツを更新していくことで、ユーザーはWEBサイトに訪れた際に新しい情報を発見できるため、魅力を提供し続けることができるでしょう。
警告が出ることがある
WEBサイトの保守をしなければ、WEBサイトを開くときに「安全ではありません」という警告が出ることもあります。
これは、次章でご紹介するWEBサイト保守の一種「SSL証明書」が発行されていないときなどに表示されるもので、警告によってユーザーの途中離脱へつながることも。
さらに、SSL証明書を発行せずにWEBサイトの暗号化ができていない場合、第三者からの攻撃を受ける可能性も考えられます。
WEBサイトが表示されなくなることがある
保守をしていないことで、WEBサイトが表示されなくなることもあります。
アクセスが集中したり、ドメインの期限が切れたりなど、ちょっとした管理の不手際でWEBサイトが閲覧できなくなれば、ビジネスチャンスを逃してしまうかもしれません。
ECサイトであれば商品が購入できなくなるといった恐ろしい事態が起こりうる可能性もあるので、WEBサイト保守は必須でしょう。
WEBサイトを改ざんされるリスクがある
WEBサイトが改ざんされるリスクもあるので、保守作業は欠かせません。
世の中にあるWEBサイトは、常に悪意のある第三者によって改ざんのリスクにさらされています。
このため、万が一にも対処ができるよう、制作会社などの保守サービスを活用して対策をとっておくのがおすすめです。
検索の表示順位が下がってしまうこともある
WEBサイトの保守をしないことで、検索の表示順位が下がってしまう恐れもあります。
Googleは「常時SSL化しているかどうかを検索順位を決定する要素の1つとする」と発表しているため、WEBサイト保守の一種「SSL証明書」はSEO面でも重要といえるでしょう。
また、質の高いコンテンツを公開し続けることは検索順位に好影響だといわれているため、保守によってWEBサイトの集客も期待できます。
WEBサイトの保守の種類4つ
WEBサイトの保守作業は、主に以下の4種類に分けられます。
- ・サーバー・ドメイン・SSL証明書の管理や更新
- ・新しいスマホ端末やブラウザへの対応
- ・CMSを利用している場合はバージョンアップにともなう対応
- ・その他、緊急時のトラブル対応も
では、WEBサイトの保守とは具体的にどのような対応をするのか、4種類の保守について解説していきましょう。
サーバー・ドメイン・SSL証明書の管理や更新
WEBサイトの開設を行う際に契約をしたサーバーやドメイン、SSL証明書は契約期間に期限があるため更新が必要です。
契約期間が終わる前に更新をしなければ、最悪の場合WEBサイトが表示されなくなるため、大損失を招く可能性もあります。
契約更新はWEBの知識がなくてもできるので、制作会社ではなく自社で管理・更新を行っても良い項目ですが、その場合は必ず更新を忘れないように注意しましょう。
新しいスマホ端末やブラウザへの対応
新しいスマホ端末やブラウザへの対応も、WEBサイトにおける保守作業の1つです。
WEBサイトを見るときに使用するGoogle Chromeなどのブラウザは、バージョンアップのタイミングで、標準フォントやWEBサイトの表示形式(レンダリング)を変更する場合があります。
また、スマホやタブレット、パソコンも、新しい機種やOSのバージョンアップに伴い、WEBサイトの最適化対応などが必要になる場合が多々あります。
こういった内容も、抜けや漏れがあるとWEBサイトに不具合が生じてしまうことに。
常に新しい情報を気にし続けたり、不具合が出たら慌てて依頼先を探したりするよりも、年間の保守契約を結び、速やかに対応してもらえるようにした方が安心ですね。
CMSを利用している場合はバージョンアップにともなう対応
WEBサイトが、「WordPress」や「Movable Type」のようなCMSを利用して構築されている場合、頻繁にバージョンアップが行われるため、必ず保守対応が必要となります。
CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略で、WEBサイトの作成・更新・運営をしやすくするシステムのことです。
バージョンアップによりセキュリティの強化が行われることも多く、その場合はすぐに自社のWEBサイトもバージョンアップを行わなければいけません。
対応に慣れているエンジニアがいないと、バージョンアップ対応を行った際に、画面が真っ白になってしまうといった不具合が起きる場合もあり注意が必要です。
また、CMSのバージョンアップ情報なども日頃から気にかけておく必要があるため、慣れていない場合は無理な対応をせず、専門家に任せた方が良いでしょう。
その他、緊急時のトラブル対応も
トラブル対応が必要な緊急時は、特に「保守契約をしていてよかった」と実感するでしょう。
例えば、契約しているレンタルサーバーの問題で、問い合わせフォームからのメール受信に不具合が起きるといったこともあります。
また、最近は個人で運営されているブログがサイバー攻撃に遭い、WEBサイトが全く見れなくなったというご相談も受けます。
こういった緊急時は、「何をどこから確認をすればよいのか」「どうしたら不具合が解消できるのか」がわからず途方に暮れてしまうもの。
しかし、保守契約をしておくことで、このような緊急時のトラブルにも速やかに対応をしてもらうことができます。
弊社に急な相談が入るのも、この緊急時のトラブルが最も多いです。
緊急の不具合は絶対に起こるとは言い切れませんが、何かあってからでは遅いため、WEBサイト保守に加入しておくと良いでしょう。
WEBサイトの保守費用相場
WEBサイトの保守費用相場は、以下の表が目安となります。
~1万円 |
サーバーやドメイン費用がメインで、ほとんどは自社で保守を行う場合 |
1~3万円 |
最低限の保守を依頼する場合 |
3~10万円 |
WEBサイトの保守業務を全体的に任せる場合 |
10万円~ |
保守に加え、WEBサイトの集客についても依頼する場合 |
WEBサイトの規模が小規模でシンプルな作りの場合、保守費用は比較的安価となり、規模が大きく複雑な機能があるほど、保守費用は高くなるという特徴があります。
また、個人情報を扱うサイトの場合は、セキュリティ対策に慎重な対応が必要となるため、保守費用は比較的高くなるでしょう。
WEBサイトの保守を依頼するときの注意点5つ
WEBサイトの保守を依頼するときの注意点は、以下の5つです。
- ・基本的な専門用語を覚えておく
- ・WEBサイトに必要な保守内容を考える
- ・実績のある会社に保守を依頼する
- ・不具合が起きたときに誰が対応するか決める
- ・保守契約書をしっかり確認する
こちらでは、上記5つの注意点について解説します。
基本的な専門用語を覚えておく
WEBサイトの保守を依頼する際は、基本的な専門用語を覚えておくと良いでしょう。
「ドメイン」「サーバー」「ホームページコンテンツ」といった基本の用語を覚えておくことで、保守の内容を理解しやすくなります。
- ・ドメイン:インターネット上の住所。「https://○○○○.com/」の場合は「○○○○.com」の部分。契約期限があるので定期的に更新が必要。
- ・サーバー:インターネットを通じて利用者にサービスを提供するコンピューターのこと。WEBサイトを表示するなどで必要になり、定期的な契約更新が必要。
- ・ホームページコンテンツ:ホームページ内にある文章・画像・動画などのこと。商品紹介などのページもコンテンツ。
上記のような用語を覚えておくと、保守範囲の認識違いによるトラブルが起こりづらくなるでしょう。
WEBサイトに必要な保守内容を考える
必要な保守内容はWEBサイトの状況などにより様々なため、自社に合ったプランを検討しましょう。
保守プランを検討する際は、「自社内でできる内容とできない内容」を整理するのがおすすめです。
例えば、自社内にエンジニアがいて知識が豊富であれば保守の必要性は最小限ですが、対応できる人材がいない場合は必要な保守内容が増えるでしょう。
万が一に備えてバックアップの対応を依頼した方が良いかもしれませんし、WEBサイトの保守と一緒に集客につながる運用の依頼をしたほうが便利な場合もあります。
実績のある会社に保守を依頼する
WEBサイトの保守は実績のある会社に依頼するのがおすすめです。
これは、悪意のある第三者からの攻撃を対策するには、専門性の高いスキルが求められるからです。
私たち「株式会社ソライル」では、セキュリティ強化や復旧の実績があるインターネット業界歴21年の専門家が保守対応をします。
万が一のトラブル時にもしっかり対応できるので、ぜひ以下のページからソライルの保守についてチェックしてみてください。
不具合が起きたときに誰が対応するか決める
不具合が起きたときに誰が対応するか決めるのも、注意点の1つです
「トラブルが起きたときのユーザー対応を誰が行うか」など、不具合の修正を行う担当者を決めることで、万が一の状況でもスムーズな対応が可能でしょう。
保守契約書をしっかり確認する
WEBサイトの保守を依頼する際は、保守契約書をしっかり確認しましょう。
保守契約書を細かく確認することで、「どこまで保守で対応してくれるのか」などを事前にチェックできます。
不具合が起きた際に「保守の対応範囲ではなかった」と慌てないためにも、事前の確認が重要です。
WEBサイトの保守なら「株式会社ソライルの保守・運用管理」がおすすめ!
WEBサイトの保守なら「株式会社ソライルの保守・運用管理」が一押しです。
こちらでは、ソライルの保守・運用管理がおすすめな理由や料金プラン、保守内容について解説していきます。
「ソライルの保守・運用管理」がおすすめな理由
「ソライルの保守・運用管理」がおすすめな理由は、以下の強みがあるからです。
- ・インターネット業界歴21年の専門家による保守対応
- ・万が一のトラブルでもしっかり対応可能
- ・SEO対策にも効果的な保守・運用管理
- ・難しい保守についても、丁寧な説明でわかりやすい
上記のように、高いスキルでWEBサイトの保守を行えるだけでなく、SEO対策などにもしっかり対応できる強みがあります。
「セキュリティ対策に不安がある…」という方は、ぜひ一度お問い合わせください。
ソライルの保守料金プラン
ソライルでは、以下の表のように3つの保守料金プランをご用意しています。
LIGHT 月額6,600円 |
STANDARD 月額13,200円 |
PREMIUM 月額27,500円 |
|
---|---|---|---|
1.サーバー管理 |
〇 |
〇 |
〇 |
2.ドメイン管理 |
〇 |
〇 |
〇 |
3.セキュリティ管理 |
|
〇 |
〇 |
4.WPアップデート |
|
〇 |
〇 |
5.WPプラグイン管理 |
|
〇 |
〇 |
6.定期バックアップ |
|
〇 |
〇 |
7.WEBコンテンツ編集 |
〇 (静的コンテンツ編集3ページまで) |
※詳細は「保守管理の詳細」(後述の表)を参照
追加オプション |
静的コンテンツ(HTML・CSS)編集:1箇所あたり6,600円から |
※金額表記は税込です。
※最低契約期間:1年(以後1年ごとの自動更新)
ソライルの保守内容
ソライルの保守内容の詳細は、以下の通りとなります。
1.サーバー管理 |
サーバー会社のコントロールパネル、FTPアクセス情報、DBアクセス情報など、御社のご契約のログインID、パスワードなどのアカウント情報を管理いたします。弊社契約サーバーの場合、毎月のサーバー代金および、サーバーの契約更新作業も含まれます。 |
2.ドメイン管理 |
ドメイン取得会社サービスサイトのログインID、パスワード等のアカウント情報を管理いたします。弊社が取得代行したドメインの場合、毎年のドメイン費用とドメインの契約更新作業も含まれます。 |
3.セキュリティ管理 |
サイバー攻撃から身を守る為に、サーバーのセキュリティ強化設定を行います。専門のセキュリティソフトにて監視します。アラートが起きた場合は原因調査及び対策をします。SSL更新作業も含まれます。必要に応じPHPのバージョンアップ対応もさせて頂きます。 |
4.WPアップデート |
WordPressのアップデートに対応します。アップデート時に不具合が発生しないように管理いたします。万が一アップグレード作業により発生した不具合は無償で修正致します。状況によりダウングレードにも対応致します。 |
5.WPプラグイン管理 |
セキュリティの惰弱性などワードプレスのプラグインのバージョン管理を行います。プラグインは機能面の向上だけでなく、セキュリティの観点からも最新版に保っておくことをお勧め致します。 |
6.定期バックアップ |
WEBサーバー内および、データベースのバックアップを行います。基本的には月に1回、3世代までとなりますが、頻度や世代数はご希望に応じて相談可能です。 |
7.WEBコンテンツ編集 |
静的コンテンツ(HTML・CSS)、動的コンテンツ(PHP、JavaScript等)、画像ファイル(JPG,PNG,GIF等)の編集を代行させて頂きます。 |
WEBサイト保守、まとめ
今回は、WEBサイトの保守が重要な理由や、保守をしないとどうなるのか、そしてWEBサイトの保守の種類4つについて解説しました。
WEBサイトの保守は、万が一のトラブル対策も含め、WEBサイトを継続して運営していくうえで欠かせないものです。
ソライルでは、お客様のサイト規模に応じてWordPress・WEBサイトの保守対応も行なっています。
「どんな対策をすればいいのかわからない…」という方は、WordPress・WEBサーバー・WEBアプリケーションに精通している株式会社ソライルへお気軽にご相談ください。
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